さっき、近くのスーパーに行った。

ちっちゃなフードコートと眼鏡屋さんとお花屋さんがある。

わたしは、そこで、ソフトクリームを食べていた。

隣におばちゃんが座った。

「ねーちゃんの食べてるソフト美味しそうやな。おっさん(ご主人)来たら頼もっ!」(オーダーするという意味)

そう言いながら、わたしが食べてるのをチラチラどころではなく、ガン見(笑)

「おばちゃーん。そない見んといてぇ(笑)食べられへんやん!」

「うちも早よ食べたいねんもーん!
ねーちゃん、堪忍やで(笑)
おっさん遅いなぁー(-_-#)」
と、笑ったり怒ったり忙しい(笑)

ひとりの男性が近づいて来た。

どうやら、ご主人の様…

「あんた!遅いわっ!何してたんっ!」

「いやー…母の日やさかい…これ、おまえに…♡」
と、カーネーションを差し出した。

おばちゃん、一瞬固まって、わたしの方を見た。
と、同時に
「オマエを産んだ覚えはないっ!花は食えんやろ!うちはねーちゃんの食べてるソフトクリームが食べたいんじゃっ!」

そう言われたおっちゃん、怒るんかと思ったら、ヘラヘラ笑って
「ねーちゃん、どこで買ーたん?」

「そこのお茶屋さんやで」

「そーか。ほな買ーてくるさかいに、待っとれ」

そう言いながら、カーネーションをおばちゃんに渡してソフトクリームを買いに行った。

「ねーちゃん…あかんな、うち。ありがとうってよぉ言わんかったわ…」

「ほんまやで、おばちゃん。憎まれ口たたいて…ソフトクリームも買いに行ってくれたやん。優しいお父ちゃんやねぇ。」

「うん。うちにはもったいない人やねん。
本人にゆーたら調子乗るから言わへんけどな(笑)」

「あらあら、ごちそーさん。ラブラブやんかぁ!(笑)おばちゃん、おっちゃんにありがとうって言いや。」

「ほんまやな。ちゃんとゆーわ!」

おっちゃんとおばちゃんは、抹茶ソフトをふたりで分けっこして食べてた。

ほんま、ラブラブ。

おばちゃん、
ひたすらなんか文句ゆーてたけど(笑)

先に食べ終わったわたしは、
目くばせしながら
「おばちゃんっ!(言わなあかんで!)」
と、言うとちょっと照れた顔して
「わかってるがな…」
と、笑った。

なんか、ほっこりとして幸せぇ~な気持ちになったおやつタイムでした。