今日、葬儀に参列した。

亡くなったのは、父の亡くなった姉の夫。
わたしにとっては、伯父にあたる方。
享年86歳。

小さい頃、母がこの伯父の家の仕事を手伝っていたこともあり、よく遊びに行っていた。
伯父にも伯母にもふたりの従姉妹のお姉ちゃんにも可愛がってもらっていた。

2年前、伯母が亡くなった時のお通夜で会ったのが最後になった。

その時、何十年ぶりかに会ったので、

「よよちゃん、大きなったなぁ!」

と、子ども扱い(笑)

「おっちゃーん。もうすっかりおばちゃんやのに、大きなったはないよぉ」

と、言うわたしに

「よー来てくれた。よー来てくれた。」

と涙ぐみながら喜んでくれていた。






8月に入り、転倒して骨折。
入院となり、ちょっと変な咳をしていたので検査をしたら肺炎が見つかり、あれよあれよと言う間に悪くなり二週間で逝ってしまったらしい。

出棺の前に、伯父と同居していた従姉妹が

「こんなことになるってわかってたら、浴びるほど好きなお酒を飲ませてあげたのに…ごめんな、お父ちゃん…」

そして、

「急やったから…
お父ちゃん、後悔はないか?
し残したことあったんちゃうんか?」

と、号泣していた。


86歳…
確かに年齢はいっているけれど、病に臥せっていたわけではないので、ご本人も残念だったに違いない。

お正月には、毎年家族旅行をしていたと聞いた。
来年は、米寿でもあり楽しい計画も立てていたらしい。



誰だって
明日が来るとは限らない。

今日の命が
明日もあるとは限らない。


誰しも、未完成で人生の途中だ。

だけど、

中途半端で、自分を生きない生き方は、後悔の元になると改めて感じた。
亡くなってしまえば、やり直すことが出来ない…






さて
これから、どう生きる?

改めて感じた。








おっちゃん。
小さい頃からお世話になりました。
ありがとうございました。
どうぞ、安らかにお眠り下さい。


合掌