
晴れ渡る空、流れる風、燃える紅葉…
前回の厳島様と前々回の江ノ島様は海でしたので、その趣きはまったく異なります。
先達さんが弁財天様にお詣りの前に…と言って連れて行ってくれた、んー…白いお馬のいた神社様…
んー?
んー?
ちゃんと教えてもらったのに…
ごめんなさい…
あまりに清々しい神社様で、光の筋が何本も差していました。
白いお馬も気持ち良さげでした。
その神社様へ向かう車の中で、実は号泣したわたし(笑)
「誰も信じてくれないんだけどねー」
「実はコンプレックスの塊なんだー」
なんて、子どもの頃の話しをしてたんですよ。
小一の時。
班で工作?する材料をみんなそれぞれが持ち寄ればいいのに、誰も何も言わないから、うちにあるよ!それもあるよ!と結局自分が全部持って行くことになったんですね。
家に帰って話したら、母にすごく怒られたんですよ。
みんなでひとつずつにすればいいのに、出しゃばって!
そう言われた記憶が一気に蘇りました。
だって、みんな何にも言わないんだもん…
うちにあるんやったらいいやん…
子どもの、ただ単純なそういう気持ちだったはずだから、なんで怒られたのかが理解できなくて、そしてまた怒られて…
話しながら訳がわからず、涙がボロボロ…
まさかの…顔ぐちゃぐちゃ状態の涙にびっくりしました。
その時に、先達さんが
「よよさんはな、愛がいっぱいある人やねん。男も女も関係なく誰にでも…。愛ある人やから、あふれてるからあげただけやのにな。足りひん人に分けてただけやけど誤解もされやすいしな。
で、よよさん、ほんまはめちゃくちゃ自由な人やねん。でもそれじゃあかんと厳しく育てられたんやんな?でも、もうそろそろいいんとちゃう?自由になれば?ありのままで、想うままでえぇんと違うん?縛り過ぎやで、解放したら?」
と。
願い事をしたら、受け入れ難い事実が目の前に現れて、それに戸惑うわたしへの、背中を押してくれる言葉でもありました。