先日の
ナイナイアンサーを
ようやく観た。
テーマは不妊治療。
不妊治療を経験した
陣内貴美子さん、東尾理子さん
西村知美さん、益子直美さんが
体験を語ってた。
もうどの言葉も
本当に痛いくらいよくわかり
うんうん頷きながら見てた。
結婚すれば赤ちゃんは
自然に出来ると思ってた。
でも出来なくて
そして治療をはじめて
治療をしたら
出来るものだと思ってた。
お金かけて
痛い注射もして
早起きして、
予約しても何時間も待合室で待って
出来てもらわないと
こまるー!という思いでいた。
私は仕事しながら
不妊治療を両立させるのも
難しかったな。
24歳で結婚して
26歳から治療を始めて
途中、ピル、リュープリン、手術と
何度か子宮内膜症の治療をはさみながら
子宮内膜症の治療は
妊娠するのが1番の治療法!と
よくいうけれど、
妊娠しづらいのも本当。
妊活とは正反対なことをするので
そのもどかしさ。
治療しては、
ココロが折れて
お休みして
その繰り返しで…
しまいには
やる気スイッチが
見つからなくなり
基礎体温を計るのをやめて
基礎体温計も
寝室から排除したり。
月日はどんどん流れて
今や、高齢出産と言われる年齢。
こんなにも出来ないなんて。
ナイナイアンサーで
みなさんが言ってたこと。
ほんと同じこと思った。
金銭的、体力的、精神的に
本当に大変な不妊治療。
タイミング・人工授精・
体外受精・顕微授精…
ステップアップするごとに
費用はどんどん高くなる。
終わりが見えない。
まずはだりんに申し訳ない。
子孫を残せなくて申し訳ない。
そして義父、義母にも申し訳ない。
私と離婚して
他の若い女の子と再婚すれば
子孫を残せるんじゃないか!
自分の両親にも
申し訳ない。
孫の顔見せてあげられなくて
ごめんね。
追い込まれている。
異常な精神状態。
生理が来る度に
トイレで泣いて。
治療の予約の日に、
だりんが出張になったり、
風邪をひいたり…
そして喧嘩をしてしまったり…
そうするとその周期は中止。
その1ヶ月はまた泣いて過ごして。
だりんは長期の出張も多くて
その期間は休んだり。
あとは逆にだりんの結果が
悪い時もあったり。
不妊治療はひとりでは
出来ないものだから…
この治療が原因での
喧嘩も多かったな。
本当に追い込まれていってた。
そして年賀状を見るのが
本当に辛かった時期もあったり。
私と同時期に結婚した
友達はほとんどもう小学生の母。
毎年友達のお子チャマたちの
成長を見て、ほほえましくて
嬉しい気持ちはもちろんある。
でも虚無感、孤独感に襲われて。
マタニティマーク見ただけで
悲しい気持ちになったり。
こんなこというと
不妊様と言われてしまうけれど
友の懐妊、出産報告を
心から喜べなかったり…
その報告を受けるたびに
また落ち込んで、泣いて…
どうして、私には…と
自分を責めて責めて。
どんどん置いてけぼりになる
とてつもない孤独感に襲われて
泣きはらして泣きつかれて
眠る夜が何度もあった。
親戚の集まりが
本当に嫌。苦痛でしかない。
これは今でもそう!
益子直美さんも言っていたけど
周りからの励まし?や
色々な情報、アドバイスをうけても
親しい友人であっても
「不妊治療の辛さのわからない人に
言われたくない!なにがわかるんだ!」
と、
素直に受け止めらない
時期もあったり。
ほんと性格悪いな。わたしと。
自分がどんどんますます嫌いになって。
だからあまり治療のことも
話さなくなった。
誰とも会いたくない。
そんな時期もたくさんあったな。
会っても無理して元気を装って
帰ってぐったり。余計に落ちて。
今はだいぶ
前みたいな追い詰められた
気持ちではないのだけど…
同じ気持ちの人がいたんだー!と
ナイナイアンサーを見て
ちょっぴりきもちが救われた。
私の治療のリミットも
すぐそこ。
やれることは
やってみよう。かな…
と思いつつも。
リミットの時期についても
考えなくちゃいけないところ。
ふたりだけの生活は
今は良いけれど
将来のことを考えると
不安で仕方がない。
孤独死とか、
このお家はどうなるんだろう?とか
でも夫婦ふたりでも
楽しく仲良く
そして年賀状も楽しく見られるように
ならないとね。