同じ過ちを繰り返さないために今できること | ワーママでも、新米ママでも!パパと子どもと365日笑顔で過ごせる♪幸せ家庭のコツ!

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こんにちわ!
ハッピーファミリーアドバイザーくま子です♪

今日はオバマ大統領の広島訪問のニュースに触れ、個人的な見解を発信したいと思います。
あくまで、何が良い/悪いということではなく、個人的な見解です。

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私には沢山の親戚がいます。

特に父や母に兄弟が多いという訳ではないのですが、祖父母の兄弟やその家族とも仲が良いので親戚の数は計りきれないほど多いです(笑)

○○おじさん、○○のおばさん等など…。
沢山の人がいますが、ちゃんと顔と名前は把握しています。

それぞれの人が色んな職業をしていて、色んな生活をしていて、色んな考え方を持っています。
幼い頃からそんな親戚たちに触れてきたことが、今の私の価値観を作っています。


母の叔母と、その旦那様。
私たちの祖父母よりも5歳か10歳ほど若い世代ですが、そのご夫妻とはいつも、夏のお盆8月15日に母の実家で集まるのが習慣でした。

そして、いつも集まるのが終戦記念日である8月15日ということもあり、TVでも戦争についての報道が流れる中、そのご夫妻はいつも自身が体験した、自身の目から見た戦争というものを毎年、教えてくれていました。

叔父や叔母は広島や長崎に近い場所にいたわけではないようですが、それでもいつ焼夷弾が降ってくるかという不安な胸の内だったり、戦闘機が飛んできたら裏山へ走って皆で逃げる、その時の様子だったり…。

私は昔からそういう話を聴いて育ったので、
「戦争は怖い」
「戦争は当たり前の日常が失われてしまうもの」
「戦争はしてはならない」
という考えを持っていましたし、そういう自分が普通だと思っていました。

ですが、大人になってみると近しい友人たちには、きっとそういう教えてくれる親戚などが居ない人もいるのでしょう。
戦争に対して「特に興味がない」「過去の話でしょ?」「暗い話題だから嫌だ」というような考えの人が、私たちも含め下の世代には広がっていることが多いなと感じるようになりました。


広島の語り部さんが言っていたそうです。
悲惨な過去を語り継いでいた時、若い子が「それは作り話ですよね?」と声を掛けたと。
その語り部さんは「これが現実じゃなかったら、どれだけいいかと思うわ」と返したそうです。

こういった「戦争を知らない子」が増えてしまうのは、「親」である私たち世代が伝えきれていないということだと思いました。



日本はとても強く、優しい国です。

そして同じように、日本に住む人々も強く、優しい人たちです。


「戦争はしてはいけない」「戦争を憎んでいる」と思っている人であっても「それをした国を恨んではいけない」「恨み辛みはあらたな戦争を生むから」と言われる方が多くいらっしゃいます。

そんな先人たちを、私は本当に誇りに思います。
辛い過去を乗り越え、優しさを持てる人たちが多い、この国で育って良かったと感じます。


私たちは今はもう平和に向けてアメリカとの友好関係を築き、歩き出していますが、平和な世界、戦争のない世界を作るにあたっては、「過去」に起こった悲しいこと、辛かったことを未来に伝えていく必要があります。

伝えていかなければ、同じ過ちを繰り返してしまいます。
私は自分の子供や姪っ子が、焼けた瓦礫に挟まれて、泣きながら「助けて」と訴え、それでも誰にも助けられることなく死ぬようなことにはさせたくはありません。
そう考えるだけでも、涙が出ます。


そうならないために今、私たちの世代がすべきことは、
 ・戦争について知ろうとすること、子供たちに伝えようとすること。
 ・今なお世界で起こっている戦争が一刻も早く終結するように願うこと。
 ・戦争に限らず、世界中の全ての家庭が「当たり前の日常」を送れるように祈ること。
 ・私たちができることを行動していくこと。


そういうことなんじゃないかと思っています。
そういうふうに生きていきたいと思っています。


今日、オバマ大統領が広島の地へ降り立ってくれたこと、本当に素晴らしい勇気ある決断をしてくださったなぁと思います。
そして、その広島訪問を後押ししてくださったというケネディ駐日大使の行動、お気持ちにも感謝です。

全ての家庭が、また明日も「おはよう」と笑いあえる世界になりますように。