皆さんお疲れ様です。haoでございます。

 

この頃、仕事やプロレス観戦の影響で、主として顔と腕が重点的に焼かれておりますw。

毎年のことではありますが、加齢に伴いぼちぼちスキンケアもしなければならなくなったかなぁ…?w。

 

さて、そんな夏日の続く秋田県。

例によって30℃超えの日々が続いております。

ものの本によればアリの適正飼育温度は5~30℃。

外界より過酷と評判なワタクシの部屋にいれば、確実に30℃は超える。

加えて、寒さに弱いが暑さは割と平気なワタクシは、部屋にエアコンをつけていない。

よしんばついていても一日中稼働させておく経済力も無い。

暑さにやられたのでしょう、緑化エリアもすっかり草が枯れ果ててしまいました。

しかし、ここは東北。

アリ飼育には有利なことに、暑くなってもせいぜい35℃前後。

ならばそんな過酷な期間のみどうにか乗り切ればよい。

 

よって、今年も出番が来ました。

我が家の夏飼育の切り札、凍結ペットボトル。

「飼育ラック」のそれぞれの階にタオルを巻き付け設置。

そういうわけにもいかないクロヤマの巨大コロニーには水槽内に上のように設置。

これにてあとは網戸を通じた自然の風でアリたちには凌いでいただくのです。

設置初日から徐々に「地下」に群れを移動させ始めるクロヤマ。

2日も経つと、越冬期もかくやという最下層への移住が完了しました。

……、ちゅうか、やっぱり増えたなこいつら…w。

これだけ地下に逃れても地上進出の兵力が全く減らないし。

どのくらいのものになったのか確かめたくて、部屋に侵入してきたカエルを生餌ルームに入れてみますと、夕方には骨に。

とうとう、チビとはいえ両生類も餌にしだしたか…。

 

このように敏感に外気温に反応するアリ族。

他はどうかといいますと、例えばムネアカ、トビイロ、オオハリコロニーを格納した「飼育ラック」1段目。

左から順に「針」、「赤」、「鳶」と並んだ空間にこのような感じで凍結ペットボトルを設置。

位置的に「赤」国のど真ん前になりましたが、この時点で奴らが上側のコロニーにいないのがおわかりでしょう。

実際、夕方ペットボトルを撤去してみますと…。

露骨にペットボトルの陰に密集したなぁ…w。

位置的に近すぎるかとも思ったが、そんなことはなかった…w。

少しペットボトルから距離のある「鳶」国も最下層コロニーに女王が移動。

こいつらは満遍なくコロニー全体に散開した感じですが、やはり女王や次世代は快適な場所に集まるなぁ…w。

より分かりやすかったのは「針」国。

こいつらは女王とワーカーのサイズがほぼ同じで分かりにくいのですが、それでも次世代は最下層に集合。

 

もちろんご多分に漏れず「大」、「長」、「河」、「足」のいる階にも設置。

注目は最下層とは最も遠い場所にしばらく拠点を移していたクロオオたちでしたが…。

こいつらも次世代を最下層に集積。

次の日には女王もここに入室し完全に生活の中心を移しました。

「足」国にいたっては随分と人口密度の薄かった最下層がパンパンに。

地上進出も最近積極的になってきたというのに、随分勢力を上下に分けたなぁ…w。

以外に大人しかったのが「河」国。

確かに徐々に次世代が下層付近に近づきましたが、女王の位置は変わらず。

どちらかというと暑い方が好みな種族なのか?。

 

このように様々な動きを見せたアリ軍団。

一言言えるとすれば、やはり「過ごしやすいところ」へ移動を続ける生き物ということですなw。

実に賢い。

こんな感じで温度管理しつつ、オンシーズンの厳しい時期を乗り切るのです♪。

 

でわでわ。