免疫にブレーキ、たんぱく質発見 治療や予防に期待 | 真実と幸せ、科学をサポートする ラエリアンハニーリーです

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生命を感染などから守る免疫細胞の暴走を防ぐ「ブレーキたんぱく質」を、大阪大などの研究チームがマウスで発見した。免疫細胞が暴走すると、関節リウマチシェーグレン症候群などの自己免疫疾患を起こす。一方で、がんと闘う働きもあり、ブレーキのきき具合を調整できれば幅広い病気の治療や予防につながると期待される。

 白血球の一種「T細胞」は、複雑な免疫機能の司令塔役を務めている。大阪大の審良(あきら)静男教授(免疫学)らは、T細胞の中にあるRegnase1というたんぱく質を作れないマウスを使い、働きを調べた。すると、T細胞のほぼすべてが活性化している異常な免疫状態になっていた。

 詳しく調べると、T細胞は普段、ブレーキ役のRegnase1によって抑制されているが、いざ細菌など異物が体内に入ると、その刺激でこの物質が減り、T細胞のブレーキがはずれて活性化することが分かった。

朝日新聞
http://www.asahi.com/tech_science/update/0524/OSK201305230153.html