夢は大きくハリウッド
この言葉をいつもサインのときに書き添えている。
映画監督になると決めた二十歳のときは、ヨーロッパのアート系の作品が好きで、どちらかといえばハリウッドのメジャー作品には興味がなかったんだけど。
演劇をはじめて、小説家になって、やっぱり世界で勝負したいってなった。
一度、ハリウッドで向こうの映画プロデューサーや脚本家と会って、さらに確信した。
自分の居場所はここだと。
でも、まだグズグズしている。
おれを縛っているのは、おれ自身だ。
たしかに名前は売れてきたし、金も稼げるようになったけれど、
今のおれは、二十歳のときのおれが惚れるほどカッコいい男だろうか?
もう待てない。これ以上、待っちゃだめだ。
映画監督としてデビューする今こそが、さらに前に出る年だ。
もう逃げるのはやめます。
本気で世界と勝負しますので、
応援よろしく!