大人の引きこもり・子供の不登校相談https://r.goope.jp/kubo-counseling/ -2ページ目

さて、ちょっと忙しくしていました。少し時間が空いてしまってすみません('◇')ゞ

 

今日は、前回の続きとなります。

 

私の弟は20数年実家に引きこもりでした。30年ぶりくらいに実家に戻った

私は、弟の面談を試み、声掛けしてから3カ月後にやっと1時間だけな・・

と言って面談の時間を作りました。

 

そこで話した内容は、最近の生活の状況を見える化してみようということでした。

 


※上記はサンプルです。

 

面談中、とても怪訝な顔をしていましたが

現在の状況を再認識することは大切なことです。なぜならば、引きこもりの方は

自分の生活について行き当たりばったりであり、視野がとても狭くなっているからです。

 

これらの面談を3カ月ごとに計4回繰り返しました。

 

面談している内に、兄の私が実家に戻ってきたことで、居心地が悪くなったのでしょう

目標を『一人暮らししたい』という本人の希望を確認することになりました。

 

そこで次に、実際に一人暮らしをする場合、どれくらいの経費が必要なのかを説明致しました。

(本人は今までの20数年の経験から、一人暮らしをしても1ヶ月の経費は無駄遣いをしなければ

5万くらいだと思っていたようでした)

 

〇『仮に1ヶ月一人暮らしする場合、どれくらいの費用が掛かるか・・

・家賃3万円(最も安いアパート)

・光熱費2万くらい

・税金(区民税・国民健康保険・年金・介護保険)3万←

 一人暮らしした時の為に、下調べしておいたがいい

・食費・医療費(生活費) 2万くらい

 計10万(最低でもかかる)これを継続させないと生活できない

 +遊行費1万

 計11万

 普通に生活すると、月間15万稼いでおかないといけない』

 

のような現実的な経費計算をざっくりですが、提示しました。

そうすることで、生活するということの現実に気づいてもらうのです。

 

その後は、リハビリも兼ねて、週1回~2回アルバイトをしてみてはどうだ?と提案しました。

 

まぁ、その後は色々ありましたが・・

結果的には、週2回からアルバイトを始めたようで

その半年後には、実家を出ていきました 笑

 

その後、亡くなった父親の法事で1年後に会いましたが

レンタカーを借りて自分で運転して現れました。とても元気で活き活きとしていた様子でした。

 

 

それでは、次回は別のお話でお会いしましょう((´∀`*))