「美人ちゃ~ん」と呼ぶと
「あ~い」とお返事する『美人ちゃん』。
ごみ屋敷のごみの中で生まれた女の子。
猫活していなかったら、
この仔もとっくに死んでいたはず。
今年はどんな仔に会えるかな。
今日も、猫の相談者から、
キチンとした組織の必要性を訴えられました。
先日もそのような話を受けました。
当然、後々は、と考えていました。
『飯能ねこの会』を名乗っていますが、
横の繋がりはあるものの、
ここだけの話(笑)ひとりでやっています。
ひとりでも、年間100頭くらいのTNRやってるんだから、
そこいらの団体さんにも負けてないよ!
とか言っている段階ではなくなってきたのかな。。。と。
今日、市の担当者の方に、
「近いうちに一般社団法人を設立する予定です」
とお話ししたら、
「飯能で、ですか!?」と。
「いや、拠点は別の場所になると思います」
とお返事すると、大変残念そうな顔をされ。。。
市の担当者の方も、
受け皿の団体を欲しているのだなと。
『飯能ねこの会』のメンバーを集めて、
地域密着型の住民団体にして、
来年設立する一般社団法人が
『飯能ねこの会』の保護した仔の受け皿に。
なんか実現しそうな予感。
日本獣医科学大学で行われた
自治体職員・動物保護施設関係者・
獣医師・動物看護師向けセミナー
アニマルシェルターセミナー
第5弾地域の防災とボランティア教育のために
講師
田中 亜紀 氏(カリフォルニア大学デイビス校)
水越 美奈 氏(日本獣医生命科学大学)
http://www.jaws.or.jp/event/eventInfoDetail/data_83.html
を受講してきました。
シェルターに収容(保護)された猫を
感染症の危険の無いようにいかに効率よく管理するか、
猫の持つ習性に従い限られたスペースの中で
いかにQOLを維持しながら社会化させ譲渡を促進させるか、
そんな内容でした。
しかし、シェルターがあっても感染症の蔓延する危険が高く、
猫へのストレスも大きいので、
できる限り一時預かり(特に仔猫)に託す方が良い
とのことでした(納得)。
「どうしたら成猫の譲渡が進んで殺処分を減らすことができるのか」
質疑応答の時、
動物行政に関わる全国の自治体職員の方が、
真剣に質問していたのは嬉しかったな。
来年、
一般社団法人『CAT RESCUE NETWORK』を設立して、
シェルター兼常設譲渡会場となる
里親募集型の保護猫カフェをつくろうと思います。
ここ数年、
ノラ猫の不妊手術や多頭飼い崩壊、
ブリーダー問題などを通して
多くの犬猫に関わってきました。
どの現場でも
保護してあげたい仔がたくさんいました。
しかし、保護の必要な仔に対して
保護できるキャパはあまりにも小さすぎます。。。
仮に保護できたとしても、
仔猫はともかく成猫は
ほとんど自分で抱え込まなければならなくなります。
無理な保護は、
猫の幸せに繋がらないだけでなく、
自身の生活を崩壊させます。
シェルターが欲しいと考えるようになりました。
仔猫はセンターの中で
何も分からずに殺されていきますが、
成猫は違います。
今までと違う
異様な環境に怯えながら殺されていきます。
仔猫ももちろんですが
こういった成猫を引き出して
もう一度静かな環境で暮らさせてやりたい。
そのためには、
譲渡を促進させる敷居の低い
シェルターが必要だと考えるようになりました。
犬猫の殺処分は年間20万頭を超えます。
これ自体、とても大きな数字ですが、
ブリーダー・ペットショップ等の流通過程で
行方不明(殺されている)になっている犬猫の数は
分かっているだけでも年間70万頭にも及ぶそうです。
統計に表れない数を含めれば、
いったいこの何倍になるのやら。。。
街中に増える一方の犬猫の『生体販売』。
仔を生む能力のなくなった仔、
売れ残った仔、
生まれた瞬間に商品価値のない仔、
無理な交配で疾患をもって生まれた仔、
こういった仔たちが
生体販売業者によって殺されています。
ブリーダー → ペットショップ →
消費者 → 殺処分
という負の連鎖を
ボランティア等の保護 → 里親
という流れに変えなければ、
いつまで経っても
悲惨な犬猫はなくなりません。
可哀そう、可哀そう、
と言っているばかりでは何も変わりません。
犬・猫の流通システム
それ自体を変えなくてはいけません。
そのためには
敷居の低いアクセスが容易な
譲渡会場が街中に必要です。
ボランティアの運営する
常設譲渡会場は、
まだ全国に数えるくらいしかありません。
経営的にうまく行っているところは
ほとんどないような印象を受けます。
でも、こういった常設譲渡会場が
街中にできることが、
日本の悲惨な犬猫を救う最善の道だと信じて、
里親募集型の猫カフェを作ろうと思います。