広島県三原市本郷町、判りやすく言えば、広島空港隣接している三景園に行ってきました。

ここは四季の花々が楽しめる庭園のようです。梅に始まり、桜、山躑躅、木瓜、花菖蒲、紫陽花、彼岸花、紅葉、積雪時も趣があるそうです。

桜に関しては、ソメイヨシノではなく、１本桜で大きな枝垂れが２本、後は山桜が少々と言った感じです。

入って左手の高台からです。名物の枝垂れ桜が、下と上の池の端に１本ずつ咲いています。葉の無い木は梅で、もう花が散ってしまっています。梅もまた見事だそうです。右上に見えているのが観月亭と言う休息所で、後で上っていきます。

最初に迎えてくれたのは山吹です。入り口近くにわずかに咲いていました。

先ずは下の枝垂れ桜です。池の端に植えられているので、水鏡が楽しめます。

下の桜の奥に生えているのは、遠目には躑躅だと思っていました。しかし近くに寄ると、これがなんと木瓜だったんですね。剪定が丸くされており、躑躅と誤認させる、いたずらの様にも思えます。

上の枝垂れ桜です。こちらは少し波が立って水鏡はうまくありません。その代わり鯉が沢山寄って来ました。餌をやる人がいたからです。私はエサはやりませんが、人が水際で歩くだけで結構の数の鯉が寄って来ます。

上の桜の後ろにも赤い躑躅の様なものが見えます。今度は簡単に騙されんぞと近づいたら、木瓜ではなくて何と桜でした。毎回裏切ってくれます。

下から見上げた、高台に登って来ました。観月亭からです。梅の時期に来ればさぞやと言う光景です。後ろのタワーは空港の管制塔です。まさに滑走路のすぐそばにあるんです。

裏手の方に廻って来ました。山桜が葉と一緒に咲いていました。

漸く躑躅の登場です。只園芸用ではなく、山躑躅ですが、、、

八重の桜が東屋の隣にありました。ここは6月頃には花菖蒲が咲くようです。

紅白に出ていた頃の小林幸子を思い出しました。

裏手から下の枝垂れ桜まで戻って来ました。東屋との関係がいい感じです。その後反橋を渡って、対岸に出ました。これで8の字のように園内を一周できました。桜の木は多くはないですが、それぞれが１本桜で、存在感がありました。

福山からは下道でも１時間と少しで来れます。再訪したいと思います。次回は紫陽花と花菖蒲の時期が良いのではないかと思います。

広島 三景園