モ164が166に続き休車になってしまいました。モ161延命のための、部品取り車になってしまうのかと嘆いたのですが、公式インスタによりますと、単なる検切れで、検査を通しさえすれば、164、166共に復活可能と言う事だそうです。走行可能状態だと言う事が分かって一安心ですが、裏を返すと全検を通すほどの余裕がないと言う事にもなると思います。復活はあるのかないのか？神のみぞ知る状況のようです。

今回は惜別164メモリーズと称しまして、いくつかアルバムから拾ってきました。

まず最初は2007年の正月輸送時の一コマです。旧塗装時代ですね。正月輸送時は、住吉大社前がホコテンになりますので、臨時ホームも開設されます。

新今宮駅前です。その昔は2014年まで南霞町と呼ばれていました。片側3.5車線の府道を昭和三年生まれの旧車が、道路を塞いで悠々と行きます。

天神ノ森―東玉出の間にあった、宮ノ下のホームだけが残っています。南海高野線との交差部近くのファミマの裏手の踏切付近です。

東粉浜の長い直線では、通天閣が拝めます。

御陵前進入です。ここから道路併用区間に入ります。

石津駅そばの石津川鉄橋です。並行して道路橋があり、夕方に順光となります。

浜寺駅前です。船尾からこの浜寺駅前までは、南海電車の高架化で、浜寺公園駅東側に線路が付け替えられますので、この駅舎も間もなく見納めになります。

超人気ポイント松虫のカーブです。あべのハルカスがきれいに収まります。

東天下茶屋―北畠にある、お地蔵さんです。通過を待っていると頻繁にお参りされる人が訪れます。大事にされているようです。ここでもハルカスが望めます。

姫松の待合所です。住吉とここの2か所しかこのタイプは残っていないと思います。昔はこの待合に売店もあったと記録にはあります。

帝塚山郵便局の前です。古い煉瓦造りの建物が残っています。午後遅く成る程、陽が廻って来ますが、夕暮れになると日陰に入ってしまいます。

全検を通して頂いて、再びこの雄姿が拝めることを願っています。

阪堺電車 惜別モ164

阪堺電車　惜別モ164