久しぶりの駅探索です。個人的には全国津々浦々見て回ったつもりなんですが、その時折の感覚で、ここはいいやと言うラインが結構高かったりして、改めてウィキで各線の駅舎写真を見ると、何でここに行っていないんだろう？と言う駅が結構存在します。今回近場の岐阜愛知方面に行ってきました。

最初に訪れたのは、養老鉄道養老駅です。近鉄養老線から、養老鉄道と言う第3セクターに移管されて運営されています。車両は旧近鉄車両が引き続き運用されていましたが、近年東急からステンレス車両が入線してしまいました。オリジナルの600形が僅かに残っています。

昔ながらの木造駅舎が残っています。因みに居酒屋チェーンの「養老乃瀧」は房総半島の方ではなく、こちらの養老乃瀧から取ったようです。

隣にある美濃高田駅です。こちらも雰囲気の良い、田舎の私鉄感が良く残っています。

西大垣駅には、車庫があり駅員配置駅です。車庫には、オリジナルマルーンの、検明け直ぐの奇麗な602が留置されていました。他にも600形が留置されており、やって来たのはカラー変更されていますが、やはり600形がやって来ました。

西大垣駅には硬券入場券が用意されています。自動販売機にはありませんので、窓口で手売りされています。改札ではスタンプではなく、パンチで切る形式です。懐かしいですね。因みにこの数字は、0889か6880のどちらなんでしょうか？8の上下の丸の大きさが若干違います。多分0889だと思います。

次に訪れたのは、豊橋鉄道田口線の車両が保管されている、道の駅したらです。綺麗な状態を維持されており、好感が持てます。車内も見学できます。簀子が敷いてあるとはいえ、私の目線で（179㎝）、網棚より高くなり、天井には直ぐ手が届きます。

豊橋鉄道田口線は、飯田線の本長篠から三河田口までの22.6㎞の直流1500Vの電化路線でした。1968年に廃線になったようです。木材や砂利運搬が目的で建設されたようですが、地域の通学生も結構いたようです。車両は、このモハ14やトレーラーも含めて6両在籍していたようです。

次に訪れたのは、本長篠の次の駅である、三河大草駅跡です。道路からトンネルを越えてすぐにあります。当時から人家があったとは思えない、森の中にホームが残っています。トンネルの入り口も、崩れてきた木で塞がれており、徒歩での訪問しかできません。近くに駐車スペースがあるので、そこに置いて100m位歩くことになります。

鉄道が走っていたとは思えない状況です。当時も夜一人で降りたら、さぞ怖かったのではないでしょうか？

昨今廃線ブームになってきて観光地化されて、変な幟が余計ですね。

本日はここまでで、この後岩村に向かいました。

駅舎探索 岐阜、愛知

駅舎探索　岐阜、愛知