久しぶりに姫路城へ行ってきました。改修されてからは初めてです。大阪から新快速で1時間です。車より圧倒的に早いですね。

快晴の空も相まってきれいな城が拝めました。白の天守閣に遠くから歩いて近づく途中に撮影しているので、だんだん城が大きくなってきます。

登城までの回廊を行きます。土壁がありました。これは羽柴秀吉時代の油塀だそうです。山土に豆砂利を加え、もち米のとぎ汁や、おかゆなどを混ぜて固めたとされています。

いよいよ登城開始です。靴を脱いで袋に入れて持って登り始めます。いきなりの急階段です。

らせんを描くように登って行きます。本日は人が少ないので、比較的クリーンな状況になりやすくて助かりました。

２本ある大黒柱の東の方です。修復時は調べたら地上と頂上では、37㎝ずれて傾いていたと記載されていました。

天守頂上には神社が設置されていました。

最上階から南側姫路駅の方を見ました。大通りのどん突きが姫路駅です。ところでどん突きって大阪弁だと最近知りました。突き当りって意味なんですけど、、、道案内の時に結構使うんですけどね。「どん突きを右に曲がってすぐ」とか、、

天守から降りてきて本丸前の広場までやって来ました。今日はほんとに天気がいいですね。但し暑い事は暑いです。

最後の備前門です。石材不足を補うために古墳の石棺などを利用しています。築城の際して姫路界隈の古墳がかなり破壊されたようです。真ん中の大きな石が石棺です。

姫路城の隣りに好古園と言う庭園があります。元々は姫路城西御屋敷跡で、発掘調査されて、その棟割りに沿って庭園が増築されたとのことです。平成４年に完成したそうです。セット入場券が安かったのでこちらも訪れました。

２００匹ほどの鯉が放たれています。

丁度えさの時間になり、争うように食べています。

雰囲気の良い庭園です。

一部の気の早い紅葉が色付いていました。種もまだ飛ばずに残っています。

ススキがここでも風に揺らいでいました。向うから侍が走って来そうな雰囲気です。

蒼モミジが美しかったですね。

ツクツクボウシが盛んに鳴いていました。すっかり秋の装いです。

百日紅が咲いていました。奥には西小天守が見えています。

百日紅は幹がツルツルですからわかりやすい木です。

竹の道です。

以上で帰途に就きました。帰りは山陽電車で帰って来ました。ＪＲは１時間で大阪まで行くんですが、山陽、阪神、近鉄だと鶴橋まで２時間近くかかります。まあそれでも往復で違う風景が見れて満足して帰って来ました。１０月からは北へ向かって旅立つ事にしました。

快晴の姫路城