本日際にやって来たのは養老鉄道の揖斐駅です。
2007年に近鉄から分離された第三セクターの鉄道です。設備更新はお金がなくてなかなか進んでいきません。だからこそこのような駅舎が残っているわけです。
車両は近鉄のお古を使用していました。600形です。しかし最近東急からステンレスカーが導入されて、つまらなくなっていましたが、偶然600形がやって来ました。以前はもう少しエビ茶色のマルーンだったのですが、明るい赤に変わり白い帯が入っていま
す。昔の丸ノ内線の電車に近い配色です。
次に訪れたのは黒野駅です。あの丸窓電車が残っていると聞いていましたが、ちょっと残念な手作り感満載の512で少しがっかりでした。黒野駅は市内線と郊外線の乗換え駅でした。512等は急行仕様で岐阜駅前まで直通していましたね。
岐阜駅にも保存されています。こちらは模型ではありません本物です。パンタも上げて整備状態良いようです。車内も見えました。そうですこの電車はクロスシートだったんですよね。路面電車ではちょっと高級感がある車内でした。
次に訪れたのは美濃駅です。ここには黒野駅に居た模型の512本物が展示されています。何故か札幌や京都の市電もあります。細い電車は郊外線の電車でほんとに車幅が狭かったですね。
この後は一気に関東地方に飛びました。最初は静岡県を越えた所くらいかなと思っていましたが、一気にアクアラインを越えて、小湊鉄道の海土有木駅までやって来て宿としました。東海道の下道516㎞はちょっと過酷なものがありましたね。しかし私は東海道を歩いたことがありますので、所々で思い出のある風景を楽しみながらやって来ました。