今年の干支寅は私の干支でもありますが、関西で寅の寺と言えば信貴山が有名です。聖徳太子が毘沙門天に触れて感化したのが寅年の寅の日だったことに因んでいるようです。ですからでしょうか、例年より参拝者が多いと言う事で、上本町から信貴山口行直通列車が設定されました。支線の有効長に合わせて2両編成、幕がないので板車となり話題になっています。この3連休まで、朝10時から1時間毎に計3本運転されます。板車は関西から消滅して久しいですので、ちょっと見に行くことにしました。
10時少し前に今里につきました。ざっと15人位先客がいました。でも3本のホームに分かれて5人づつ仲良く構えました。私はサイドが陰になる最も北側のホームで構えました。1968年新成の2410系列です。車歴も古いのでそろそろ廃車になって行くグループですね。
一寸慌てました。タイミングが遅くなってしまいました。後方も盛り上がっているので、少し確認してしまいました。何とビスタカーの重連運転でした。ビスタカーの重連が日常的に運転されているのかどうか私は知識がなくて分かりません。しかし個人的には初めて見ました。先代の時はサヨナラ運転で三重連になりました。ワンセット3両でしたから9両編成でしたね。確か40年ほど前だったかと思います。
0分発のアーバンライナーは、今やひのとりにに譲ってしまい、30分発の多停車タイプの運用中心になっているようです。
1972年登場の2800系です。初の普通車ロングシート冷房車として登場しました。
ひのとりです。まだ乗車した事はありません。名古屋に行く際には無理してでも乗りたいと思っています。
旧特急色の普通車です。中は普通車としての使用ですが、クロスシートになっています。
10時5分位にお目当ての直通準急が2両編成でやって来ました。前後で表示版のデザインが異なります。さらに干支である、寅のイラストのマークもついていました。昔は全部このタイプだったのですが、関西ではすでに全滅してしまっています。
昨今ホーム端は、危険防止の目的で立ち入り禁止にしている会社が多くなってきました。環状線の京橋駅の大阪方も末端は立ち入り禁止です。綺麗なカーブを描いて入って来るので好きだったのですが残念です。阪急の十三も末端は入れなくなりました。ここ今里は現状禁止されていません。と言うのもホーム長が短く、ぎりぎりまで列車が停車するので、したくてもできないのだと思います。今里は奈良と大阪両線をお手軽に撮影できるので、何時までも残してほしいものです。