本日の一発目は、塩浜貨物駅です。四日市の石油化学コンビナートの出入りする貨物がやって来ます。牽引機はDD51です。かつては全国的に見られたDD51の貨物列車ですが、ローカル線の貨物の廃止、北海道のDF200化により、今や全国でもDD51による貨物列車はここだけになります。朝8時前に到着したら、貨物がすでに入っており、入れ替えで四日市方面に貨物が発車していきました。
塩浜貨物駅は、近鉄塩浜駅と隣接しています。車庫に留置されていた、貨物電車が動き出しました。モト94です。これは元々レール幅の違う養老線の車輪運搬貨物電車です。検査のため車輪を入れ替えるための貨物を運搬するための車両です。
車庫の中には、こんな電機も格納されていました。ナンバーが振られていませんので良く判らない機関車です。まだ現役のように見受けられます。
四日市方面に貨物電車は発車していきました。
JRの貨物を撮影しに来たのですが、近鉄の方が面白い電車がやって来ます。これは「かぎろひ」です。これは12200系特急車を改造してできた車両です。クラブツーリズムのツアー専用車です。
8:15四日市方面から、貨物列車がやって来ました。DD51重連貨物です。日本石油専用タンク車が、綺麗に並んでいます。
この塩浜駅から先にはまだ日本石油の専用貨物船がつながっています。そちらの方面にタンク車を運ぶためのスイッチャ―がやって来て港の方面に出発していきました。
DD51の貨物列車はもうここだけです。いつでもどこでも見られたのですが、気が付けば、絶滅希少種になってしまいました。DD200も開発されましたしDD51はまもなく引退する運命でしょう。