北陸飲み食べ歩き 18切符 Vol2 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

昨日はほとんど列車に揺られていましたが、本日は高山、白川郷がメインです。帰宅は21時半ころになりそうです。
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本日の一番バッターは、高山本線5:38猪谷行です。キハ120が充当されています。高山―猪谷はJR西日本管轄で、遅くまでキハ52が入線していましたが、大糸線より少し早くキハ120に置き換えられました。
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まだ夜が明けきらない笹津で交換です。あれっ?色が違う?実はこの列車前と後ろで色が違っていました。
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夜明け前の猪谷には6:32着、高山行6:46発に乗り換えです。猪谷駅はJR西と東海の境界駅です。ここからはJR東海のキハ25二両が担当します。構内の線路を歩いて横切る古き良きタイプの駅です。
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やっと夜が明けて7:51高山着です。高山駅は現在大改造中です。世界遺産の玄関口ですが、現在はこんな貧弱な改札口でしかありません。本日はここで、14:48発まで約7時間市内街並みと、白川郷に時間をかける事にします。
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まず市内観光です。古い街並みが残されているのは、駅東部です。歩いてすぐですから、地図を片手に歩きだしました。まだ朝早いのに中国人は大量にいて、やはり煩いです。どうしてあのように大声を出さないと気が済まないのでしょうか?離れている時はジェスチャーで近くへ寄って話せばいいのに理解不能です。しかもそれが無粋な事だと理解する能力に欠けています。高山陥落(白川郷も危うし)
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旧高山町役場です。今は記念館として保存されているようです。
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街並みは確かに古いものが残っています。しかし車が駐車してあったり、隣に普通のアパートが立っていたり、近代的なビルが間にあったりと、なんとなくバランスが悪い感じです。それらの邪魔物を避けて撮影するのは結構難しい感じです。
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高山の家の造りは軒高の低い二階建て構造が多いそうです。しかし中には3階建て構造の家もあります。このような作りは雪や寒さと関係しているようです。屋内で火を焚く事が多いため換気の流れを考えての事のようです。
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桜山八幡宮には高山祭で有名なあの大きな屋台(祇園祭で言う山鉾)の記念館がありました。市内各所にも屋台を入れてあると思われる背の高い蔵がありました。記念館では屋台が常設してあり、実際にまだ現役のものが展示されています。屋台だけ展示すればよいのに人まで展示してあります。しかしその人が、どっかのファッションビルから飛び出してきたような、宝塚顔なので眼がパッチリでまつ毛が長い。全くにあっていません。やり過ぎです。一番下はTVの映像です。
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1軒無料で中を見させてくれました。家の中の構造は、結構全国共通です。今はない土間が特徴的です。
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大体ぐるっと回って来ました。地図で橙色の部分が町並み保存地区です。大体1時間30分位でした。高山駅に戻るため、不動橋と言う木橋を渡ります。昨夜の雪が僅かに残っていました。
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9:50発のバスで白川郷に向かいました。片道45分程ですが、往復で4420円もかかります。はっきり言ってぼったくりですね。ここでも中国系が半分くらい占めていました。大きな声で喋り捲るわ、携帯をマナーモードにしないで、ずっと操作音を鳴らしているわ、最悪グループでした。添乗員も基本英語でまず話しかけてきます。並んで乗ると「togeter?」「うんにゃ私は一人です。」
この季節に雪がない白川郷ってどうなん?って感じです。ちらつく事はありますが、ほとんど雪がありません。
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まずは定番の展望台へ向かいました。バスが出ていたので便乗しました。(200円)展望台は南側に開けていますので日中は逆光になります。やはりほとんど雪がありません。昨日少し降ったようですが、ドンドン溶けて行っています。帰りは歩いて下りながら、何枚か撮りました。
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合掌造りの店や民宿はたくさんありますが、これは完全な民家です。右には薪が積んであり、実際煙突からは煙が出ています。まだ薪が現役だと思われます。
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これが白川村で、一番大きな合掌造り家屋、明善寺庫裡です。ポスターにもよくなっています。
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また柿とコラボをやってしまいました。もう1月半ばなんですが、ここは本当に白川郷なの?って感じですね。
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うっすらと水鏡になっています。良い感じですが、次が今回の一押しです。
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今回の一押しです。綺麗に水鏡になっています。ライトアップ用の灯りは切りきれませんでした。右も左も車や人がいるんです。

以上で白川郷を離れました。10時40分頃着いて、あちこち歩き回り、昼食も食べて、12時15分のバスに十分間に合いました。13時過ぎに高山に戻って来て再び市内をうろつくと、14時までやっている店が有ったので、カウンターで酒を飲みながら、高山牛串、タコ天ぷら、白菜の卵とじなどを食べて、駅に戻りました。
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先程の店で三合ほど飲んだのですが、雪もちらついて冷え込み、少々物足りずにもう二合瓶だけ仕入れてビーフジャーキーと共に列車に乗り込みました。しかし何と、14:48美濃太田行のキハ25 1000番台は、ロングシートでした。しかしまだ発車まで少しあったため、車内は空いており、強引に飲み始めました。満員になる前に飲み切りました。高山のビーフジャーキーは、大変好物で来たら食べないと気が済まないのです。
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17:07美濃太田着です。もうかなり暗くなってしまいました。
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1日1本の大阪行きの「ひだ」が入って来ました。これに乗ると20時前に大阪に着きます。でも鈍行でも50分ほど遅れるだけです。
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美濃太田は交通の要所で、太多線も分岐しています。これは先程までのキハ25ではなく高出力2エンジンのキハ75の多治見行です。
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もう一つ北にも線路が延びています。旧越美南線、現長良川鉄道です。九頭竜湖から国鉄バスを介して、越美南北線を通り抜けたことを思い出しました。
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乗車予定のキハ75 17:27発岐阜行です。もうすっかり日が暮れてきました。
この後も何枚か撮っていますが、もう真っ暗で変わり映えしないため、ここで終了とします。この後米原から新快速に乗り継いで、21時頃京橋に戻って来ました。京橋では、まだうどん屋がやっていましたので、ここであんかけ鶏天うどんを食べて、帰りました。あんかけ鶏天は、生姜も良く効いて暖まるので、よく食べます。駅うどんですがなかなかのものですよ。

結構飲んで食べてきました。帰ると体重は3㎏増えていました。酒も結構飲みましたね。二日間で1升3合ほど飲んでいました。