奥大井探索(千頭森林鉄道跡、井川線)vol2 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

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閑蔵集落の入り口付近には半鐘が有りました。使用目的が良く分かりません。こんな所に設置して誰に何を知らせるために設置されているのでしょうか?
 
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とにかく落石は多く常に路面に気を配りながら、落石を回避しながらの運転となります。これ落石注意の標識ですが、何か違和感を感じませんか?これ1枚しか見ませんでしたが、他にも落石注意の標識は有りました。
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これがそうです。これなら見慣れた感が有ります。そうです1枚目のは落石がでかいのです。通常よりも危険レベルが高い標識?
 
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来ました。今回探索の目玉「ウムシ隧道」です。将に林鉄廃線跡です。右は迂回路ですが、後で探索する事にして、とにかくこのトンネルに突入です。
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千頭側入り口です。少し下がり気味に入って行きます。真っ直ぐなトンネルで、200m位先に出口が見えています。大型車で無ければトラックでも行けそうです。
 
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中は殆ど素掘りのトンネルになっています。これは車のライトをハイビームにして、車内からフロントガラス越しに撮影しています。数多くのコウモリが、飛び交っています。ほとんど誰も来ないので、絶好の洞窟と化しています。特に鉄道関係の物は見つかりませんでした。
 
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大間側入り口です。
 
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廃線跡は背中側に大間方面です。トンネルから危なっかしいトロッコ列車が、左右に傾きながら飛び出して来そうです。結構きついカーブですから、レールから「キンキン」音が出ていた事でしょう。
ところで左手に伸びているのが、向こう側にもあった迂回路です。地図によると、トンネル200mで正方形の1辺を構成しており、残る3辺が迂回路と言う構成の様です。
 
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最初の1辺を進んで、次の200mへと向かうと、突然これです。路面崩落の様です。本来右の1段高い所に道路が有ったようで、向こう側の道路もその高さです。しかし旧道から1段低い所に新道を造るようです。とにかくこれは通れませんので、引き返す事になりますが、全くUターンする余地が有りませんでしたので、先程のトンネル出口まで、片側絶壁の砂利道を200mもバックしました。最近に無い長距離バックでした。
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トンネル付近でようやく転回して先に進みます。カーブを曲がるといきなりこれです。落石は良く見ますが、こんな大きな木が根こそぎ落ちてきています。何がどうすればこのような事になるのでしょうか?ひょっとして?
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幸い倒木の脇は、すり抜けるだけのスペースが有りましたが、コーナーを曲がると、これだ!嫌な予感がしていたんですよね。あんな大きな木がごろんと落ちてるなんて大規模ながけ崩れでもないとあり得ないと思っていました。崩落は幅50mもないでしょう。向こう側に続く道路も見えています。しかしこの状況では、当然先へ進めません。撤退です。後で大間側からも攻め込んで向こう岸に立ちたいと思いながら、、、
 
つづく、、