新たしい年を迎えるにあたり、ふと今まで自分はどんな人生を歩んできたかを再確認の意味で書いていこうと思う。
自分の人生は呪われているんじゃなかろうかとずーと思っていた。
悪いことばかりだった。
子供の頃は不安定な生活の中で育った。
常に不安でいっぱいだった。
超貧乏で母親はいつもイライラカリカリしていた。いつも母親の顔色を伺っていた。
自分の父親は居なかった。
母が再婚した人とも稼ぎが悪くケンカも耐えなかった。
私には11上の兄、7つ上の姉、私、5つ下の妹がいた。その妹は母と再婚相手との子供。
姉も思春期で新しい父親とは衝突ばかり、兄は
ほとんど家には居なかった。
私が5歳か6歳の頃、姉は札幌の施設に入れられた。悪い友達と離すためだったらしい。
それから一緒に暮らすことはなかった。
小学生の時も、中学生の時も給食費や学校に納めるお金を払えず肩身の狭い恥ずかしい思いばかりした。
母はまた離婚してと言うより、母が浮気をして違う男と結婚した。
私は名字が変わるのが嫌で嫌で仕方がなかった。
またもや稼ぎの悪いやつと結婚してくれて貧乏から抜け出せずにいた。
また給食費払えないなと思っていたら、やっぱりそうだった。
中学校の指定の靴とかTシャツとか買って貰えなかった。
一人だけ違う。
皆から馬鹿にされジロジロ見られる。
中学校に入り人目をより一層凄く気にするようになった。
その男とは私が小学5年生からもう少しで中3になるという2月ぐらいまで一緒に暮らしていたが、離れて暮らしてた姉が借金を作りそれが原因で別れた。
本当に久々に姉が遊びに来て、何かの保証人をその男が引き受けた。金もないくせにバカだなって子供ながらに思っていたし、あのろくでもない姉のことだ。何か大変なことが起こるに違いない。
私も母も反対したのに、いい人ぶりたいのか、姉の美しさにメロメロになったのか。
男って本当にエロで馬鹿だね〜
母もいい年こいて姉にヤキモチ妬いていた。
なんでこんな家に生まれてしまったんだろ?
でもこんな家に生まれたからこそ強くなれた。
家族に執着しすぎて子供が産まれてからというもの温かい家庭を築こうと頑張っている自分がいた。
子供に恥ずかしい思いをさせたくないばかりに見栄を張った。
その為にたくさん働かなければならなかった。
母親は私にお金をかけてくれなかった。
私は勉強したくて大学にも行きたかったが働いてくれ、お前は家の状態知ってるくせに何故ワガママ言えるんだ。本当にお前はワガママだ。
私が何か言うたびに、頑固、ワガママとけなされる。
子供たちには良い教育を。
幼稚園からインターナショナルスクールに入れた。
でも二人共校風が合わないと中3で辞めた。
今までお金をかけてきたのはなんだったのか?
寝ないで働いて学費を稼いでいたのは何だったのだろうか?虚しさだけが残る。
上の娘は私立に通った。お金も半端なくかかる。
下の子は来年4月から通信制の高校に。
これもまたお金が凄くかかる。
今は昔と違って低所得者層には学費もかなり優遇されている。
中間層には優遇なし。中間層が1番損しているような気がする。
子供にかかるお金は平等にしてほしい。
しくじり先生に出演出来たとしたら、インターナショナルスクールに通わせたのは間違いだったのかもと思う。
母親とは真逆の子育てをした。
自分のような思考になって欲しくなかったから。
今の思考になったのはここ2年ぐらい。
社会人になってもいろ色々あった。
職場の人間関係に悩んだり。
私がまだ結婚する前だがまたもや、姉と兄がやらかしてくれて借金問題が交互にやってきた。
お金をかなり無心された。
全くお金に振り回される人生だった。
そして最期は平滑筋肉腫という希少ガンになった。再発しこれという治療法もない。
最期はこれかいな?冗談でしょ?
小学2年生からずーとイエス様信じていたのにね。子供の頃から辛いこともあっても信仰捨てなかったのに。
イエス様は存在してたのは確かだけど信じるもの間違ったかな?
今回ばかりはもう神はいないという結論になった。
神は自分の中にいる。自分の免疫力を信じてこの病気に立ち向かう。そう決めた。
悪さしないなら共存でもいい。
これ以上大きくならず、増えないなら私の体に住まわせてあげる。
改めて自分の人生振り返ってみると太く短い人生だったなと堂々と言える。
私の手相は金星丘と地丘の間にホクロがある。
家族の縁が薄いってこと。
本当にその通り。
産まれた家も。今の家族ともこんなに早くお別れが来るなんて(まだ死なないけど奇跡がおこらない限り1年かと思う)
奇跡を起こす原因を作って少しでも長生きします。
姉は肝硬変で医者からは余命3ヶ月と言われたけど、孫が産まれて生きがいを見出しそれから7年生きた。
兄は夜勤中、脳溢血で倒れ朝まで発見されなかったのに半身不随だけど生きている。
そして一人で生活している。
あのロクでない二人でさえなかなか死ななかったのに、私は真面目に生きてきて、人に迷惑もかけずこんなに頑張ってきたのにあの人達より若くして死ぬなんて信じられない。
本当に悔しくてならない。
だから絶対負けない。