年末年始に暇だったので、少し前に流行った、「Death、死とは何か」を読み始めた。

この本は、私達が「死」を悪いものだと思う感覚について、色々な考えを用いて「何故死を悪いものだと思うのか?」と考えていく内容になっている。

この本の面白い点は2つある。
1つはこの本の本題である、「なぜ死は悪いものだと感じるのか?」という疑問について考えることが出来ることだ。
死を悪いと感じる理由を分解して、一つ一つ考えていくため、「私はどう感じるのだろう?」「こうではないのか?」と一緒に思考を整理できる。

もう1つは論理的な思考を少しだけ身につけられることだ。
この本では「何となくそう思うけど、何でそう思うのかは分からないこと」を細かく分解することで理由を見つけていく。
これは「死」に関してだけではなく、勿論他の事についても応用が出来ることで、この本を読んでから所謂「正解のない問題」について考えることが少し楽しくなった。
(そして実際、少しだけ弁論が強くなった)

まだ半分くらいしか読めていないが、もし、本を全て読んだ時に考え方が変わっていたら面白いので、「死」について私の考えを一度まとめてみる。

①死は本人にとって悪いものではない。
何故なら、死んでしまえば何かを感じる事はなく、そこに良いも悪いもないからだ。

②死を「怖い」と感じるのは、誰にとっても未体験だからだ。勿論、体験談を聞いて擬似的に体験することもできない。

③また、死を拒絶したくなるのは、いつくるか分からないものだからだ。死は唐突に人生の計画を狂わせる力がある。

こんなところだろうか。
②,③の理由から、死を嫌だと思う反面、①の理由から、どこか安心しているのが今の考えだと思う。

この感覚が変わるのか、意識しながら本を読み進めていきたい。