hype! -DVD- | MITCHのHANKY PANKY BABIES

MITCHのHANKY PANKY BABIES

英国音楽愛好家。音源、ライブ、映画、たまにDJ、etc...

本日のお買い物↓










hype! ('96 米)





相模原某所にて500円。





シアトルのグランジシーンドキュメントです。





自分の記憶ではグランジが盛り上がったのが91~94年位でしょうか。





カート・コバーンの死後はアメリカではメロコアにバトンタッチといった





流れだったと思います。





当時、パンクバンドをやっていたので、





このグランジ~メロコアの流れは無視できなかったのですが、





Nirvana、Mudhoney、Pearl Jam~Bad Religion、NOFX辺りを





本当にさらりと聴いていた程度で。





自分的には、この辺りから





前に書きました、渋谷系~フリーソウル。





東京クラブシーンへとのめり込んでいった頃でした。





さて本題、グランジ。





やはり前史として80年代のシアトルパンクシーンありき。





どこの地方都市もそうだと思いますが、





もう、本当に自由。





自分がガキの頃の地元仙台のシーンを見ている様でした。





で、このシーンがグランジを生み出す訳ですが、





パンクがグランジになった時のコード進行の変化を





ギターで説明していて、これがすごく分かりやすかったですね。





2分30秒辺りです↓







ベースはパンクなのですが、





そこに倦怠感とヘヴィネスを乗せたのがグランジ。





自分としてはこんな解釈になりそうです。





今思うに、ここが今一ハマれなかった理由かな、





という気がします。





重い音ってホントダメなんですよ・・・





ただ、観ていく内に、





このThe Posiesというバンドだけは良かったです。





ちゃんとメロディがあって、





軽くTeenage Fanclubを思わせたかな?




5分15秒辺りです↓







で、この後はメディアが騒ぎ過ぎてバブルが弾けて云々みたいな





話で終わるのですが、これは当時の音楽の流行、





それこそ、マンチェもブリットポップも皆そうでしたし、ね。





そんなもんでしょ、って感じです。





ただ、基本ドキュメントって大好きなので、





ハマらなかったジャンルでもきちんと楽しめてしまうのでした。









おしまい。