hankeidouのブログ

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ほぼ2年半ぶりの更新ですが,内容は漢詩ではありません。

いきなりですが,Webアプリケーションの製作を始めました。
これまで私は,HSPを使ってWindows上で動くソフトを作成してきました。データベースエンジンに
SQLiteを使用すればHSPでデータベースを操作することもできるので,在庫管理(特に定点発注での管理が困難な低頻度出庫医薬品)の助けとなるソフトを自作し業務に使用したりしています。

「ソフトはWindows PC上でさえ動けば,それで十分」というのが私の考えでした。ITの王者はPCであり,そのPCのOSは業務用でも個人用でも圧倒的多数がWindowsなのです。Windows以外の環境で動かす必要など,少なくとも私自身は感じていませんでした。

しかし,ここ数年で状況は急激に変化してきました。

今,ITの世界では「ポストPC」という言葉がさかんに飛び交っています。PCがITの王者の座から滑り落ちようとしているのです。その原因は言うまでもなくスマホとタブレットの台頭です。業務でこそ,まだまだITの中核はPCですが,個人のプライベートでの利用では,今やスマホやタブレットが完全にPCを凌駕していると言っていいでしょう。Webの閲覧やメール,電子書籍の閲読程度の目的であれば,PCを使わなければならない理由は全くありません。PCのほうが優れている機能はもちろんあるのですが,ユーザーがそれを必要としていないのです。逆にスマホやタブレットに出来て,PCに出来ないことのほうが,ユーザーにとっては重要です。スーパーでの支払いをPCでおこなうことはできませんが,スマホにはオサイフケータイ機能があります。スマホを腕に巻いてランニングすれば,距離やラップ,消費カロリーまでがわかります。PCを背負ってランニングしても,重りにしかなりません。そして,台頭するスマホ・タブレットのOSはほとんどが,iOSかAndroidです。Windowsではありません。
かくして,IT全体の中で,Windows PCが占める地位は次第に低下していきました。私は,こういった状況を,いくばくかの(いや,正直にいえば,かなりの)焦りを抱きながら,苦々しく眺めていました。理由はおわかりでしょう。私が作れるソフトはWindows PC上でしか動かないのです。Windows PCがなくなれば,私の持つプログラミングの技術は何の意味もなくなってしまいます。

PCの地位を脅かしつつあるスマホ・タブレット――私にとっては余計なことをする邪魔者にしか見えませんでした。かなうことなら,全部世の中から消えてしまわないかとすら思いました。Microsoftがいっこうに対応策をとろうとしない(ように見えたのです)ことも私をイライラさせました。そんな状況のなか,テレビでXboxのCMがさかんに流れているのを見ると,「Microsoftはゲーム機メーカーでやっていくつもりか」と悪態をついたものです。(余談ですが,Microsoftも遅まきながら,巻き返しを図ろうとしているようで,自社ブランドのタブレット"Surface"を発表しました。Windows8 proもしくはWindows RTを搭載するそうですが,発売時期も価格も未定です。日本で発売されるかどうかもわかりません)

しかし,やがて転機が訪れました。私自身がガラケーからAndroidのスマホに変更したのです。
最初はもちろん,Microsoftへの義理立てから,Windows Phoneを考えたのです。でも,新着メールが30分間隔でしか自動受信されないという変な制約がひっかかりました。そして,それ以前に,そもそも売り場にWindows Phoneが置いてありませんでした。auはWindows Phoneを積極的に売ろうとするつもりがなく,Windows Phoneを欲しいというユーザーもほとんどいないのだ,ということを,私は痛いほど理解しました。この瞬間,私はWindows Phoneをあきらめました。そうなると,ほかの数多のスマホの中から選ばなければなりません。とりあえずiPhoneははずし,(さすがに,Appleに膝を屈するのは耐えがたかったのです)Android Phoneの中で,国内メーカーのもので使い勝手がよさそうでかさばらないもの,という観点で某F社のArxxxsを選びました。

スマホの便利さについて,今さら私が説明する必要もないでしょう。実際に使い始めて,私はその便利さに圧倒され,PCの敗北を認めざるを得ませんでした。もう,この現実から目をそらすわけにいかなくなりました。

私はしょせん,日曜プログラマーです。しかし,日曜プログラマーといえどもプログラマーです。今後もプログラマーであり続けようとするならば,Windows PCの地位が低下し続けるこの現状に対応しなければなりません。その方策はいくつかあるでしょう。たとえば,AndroidやiOSでのプログラミングを学ぶという手があります。でも,Androidプログラミングを身に付けたとしても,それによって製作したソフトはAndroidでしか動かないわけですから,あまり得ではない気がします。むしろ,ユーザーの端末の環境がなんであろうと関係なく動くものを作れる技術を学んだほうが,ずっと有意義です。Webプログラミングならそれができそうです。Web上にアプリケーションを置いてブラウザで動かしてもらえれば,ユーザーの端末がWindows PCであろうと,Android Phoneであろうと,iPadであろうと基本的には問題ありません。

というわけで,私はPHPを学ぶことに決めました。PHPなら,Webアプリケーションを作るのに必要な機能が揃っていますし,これまで使いなれたデータベースエンジンSQLiteを利用するのにも適しています。プログラミングの学習は習うより慣れよ,です。ともかく何かを作ってみるにこしたことはありません。
そこで私が作ったのが,「Drug Transformer」です。何をするソフトかというと,ある剤形の医薬品を別の剤形に変更する場合,力価(成分量)を等しくするには製剤量をいくらにすればいいのかを計算するものです(例えば,アスベリンシロップ10mLをアスベリンドライシロップに変更すると何gになるか,とか)。ショボいソフトですが,入力を受け取り,SQLiteを使ってデータベースを操作して,結果を返すという基本機能を含んでおり,いい練習になりました。なお,現時点でこのソフトのデータベースは完成はしていません。先発の頻用薬についてはほぼデータの登録はできたと思いますが,後発品の名称はほとんど登録していませんのでご注意ください。また,データベースにミスがある可能性や,悪意のある者によってデータベースが改竄される可能性もありますので,あくまで自身で計算した上でのダブルチェックとして利用するようにしていただき,ソフトの計算結果を検証なく鵜呑みにすることのないよう,お願いします。

今後も練習がてら,ちょっとしたWebアプリを作ると思うので,Webアプリのトップページを作りました。以下のリンクから入れます。

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