弟との遺留分減殺請求事件裁判の終盤近くになって 当方弁護士加瀬 世智生(仮)氏からの連絡書類の文面が、従来対応はよかったのに 変わって来たのは、前のブログで述べました。
相手方の言い分を強く全面に打ち出した来たのでした。
この変化について 私が考えたのは、相手方弁護士 一条美苗(仮)弁護士に当方への報告書を書かせてそれに澪葉法律事務所の押印して 郵送して来ているのかと思わせるようなものでした。何か一条弁護士に「借り」があって 返さなければならない義理でもあるような雰囲気を感じたのでした。
報告書は以下の通りですが、両弁護士ともに私の上申書をよく読んでいないで原告の私を責めているようでした。誰かの口頭での意見に左右されており、文書原本には当たっていないようなのです。報告書と調停に提出した弟と私の反論の文書を書いてみます。
取引も裁判も「口頭」に依らず「文書」に依ることが基本だと考えるのですが.......。
【加瀬(仮)弁護士報告書】
1月1"""'日付
相手方弁護人より, 次回期日当日に,金XXX万円を交付することにより, 和解して欲しいとの連絡がありました。また, 相手方弁護人によれば, 上記金額での和解ができない場合には,
特別受益(結婚時に400万円程度の贈与をを受けている)の主張を行わざるを得ないと考えている, とのことでした。
和解成立とならない場合には, 判決に向けて審理を進めて行くことになり, その場合, 特別受益の有無が争点の一つになると考えられます。
裁判所の和解提案額との差額が6万円程度でであり大きいとは言えないこと, また早期解決ができること, 訴訟継続となった場合特別受益の有無が争点となりますがその判断の為には繁花様に裁判所に来て頂き本人尋問を受けてもらう必要が出てくること, 特別受益が認めらた場合には判決がXXX万円より小さくなる可能性があること, 審理継続して勝訴判決を取ったとしても相手方からの任意の支払がなされない場合強制執行の手続きが必要になること等から, 相手方の和解案を受諾するのも選択肢の一つかと思います。
一方で特別受益が、認められない場合にはXXX万円の判決がになると見込めることから, 訴訟継続も合理性があります。
いずれを取るかは法的判断というよりも繁花様の価値判断となりますので, ご検討をお願い申し上げます。
なお当職の意見としては, 金額は別にしても, 特別受益があるのであれば、和解を成立させた方が良いのではないかと考えております。
1月2""'日付
400万円の贈与は無いとのことですが、平成29年5月*9日付上申書の3ページによれば「退職金200万円と結納金200万円の合計400万円は、結婚後、送金してもらいました」との記載があります。
この退職金200万円が雅緞様ご自身の退職金であれば、贈与にはあたりません(逆に、ご自身の退職金でないのであれば、贈与に当たる可能性があります)。
しかしながら、結納金200万円については、贈与に当たるとおもわれますので、相手方の特別受益の主張は、少なくても200万円については理由があることになります
平成30年1月3’日付
先日の報告書に記載しました、結納金200万円を考慮した場合(なお現時点では他の特別受益等が明らかではないため、結納金のみ特別受益として計算することとします), みなし遺産は不動産が○△□万2589円(固定資産税額の1.1倍)に200万円を加えた(○△□万+200万円)+2589円となり、当方の遺留分はその4分の1である□X○万8147円となります。
しかしながらすでに結納金として200万円を受領しているので、相手方に対する遺留分減殺請求は認められないことになります。つまり判決となると、当方の請求が棄却されるリスクがあります。
調停に提出した弟の主張
【特別受益】姉は、結婚時、両親から婚資として400万円程の贈与を受けている。
妻と姉との間の電話で、「それは、土地を売ったお金でしょう」と言い、当時両親がT町にあった土地を売却し、得たお金を姉に与えたことを、姉は承知している。
調停に提出した雅緞の上申書
【特別受益】
両親から4,000千円程婚資贈与されたとありますが、実態は以下の通りです。
1) 弟Sの妻が電話で確認したと言いますが、雅緞が承知した事実はありません。
2) 1969年4月~1973年3月まで 雅緞は両親と同居して 地方公務員として働き、毎月の給与、賞与、差額、薪炭手当を母に、10千円/月の小遣いを差引いて渡しておりました。
3) 退職金200千円と結納金200千円の合計400千円は、結婚後 送金して貰いました。
金銭の位取りをきちんと読み、結納金を用意する主体は誰かを考えれば、両弁護士の折衝や報告書の纏めは不要・無用なことに見えてくるのですが.......。ましてや結婚時点は半世紀ほど前のことで結納金の袴代2,000千円など とても考えられないのですが..........。
