二日目は京都駅から山陰本線で嵐山方面へ嵯峨嵐山駅で下車。
駅から歩いてきた道の正面に天龍寺がありました。臨済宗天龍寺派大本山で霊亀山天龍資聖禅寺、開基は足利尊氏、開山は夢窓疎石で足利家、後醍醐天皇ゆかりのお寺で京都五山第一位なのだそう。
説明によると「嵐山や渡月橋、天龍寺の西側に広がる亀山公園などもかつては境内地であった」なのだそうでかつての寺の規模が凄かったのが分かります。
正面の庫裏の中に凄い目立つ達磨絵があります。「玄関に入った正面に置かれる大衝立の達磨図は前管長である平田精耕老師の筆によるもの」との事なんですね。お坊さんは書だけでなく絵も描かれる方がいますね、白隠(臨済宗中興の祖と称される江戸中期の僧で多くの禅画を残しています)を思い出しました。
この先に夢窓疎石作庭当時の面影をとどめるという庭園があるのだが雨が降ってきたので見るのはやめてしまいました。
電車 京福電鉄嵐山線「嵐山」駅徒歩1分、JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅徒歩13分、阪急電車「嵐山」駅徒歩15分
バス 11、28、93番「嵐山天龍寺前」下車、京都バス61、72、83番で「京福嵐山駅前」下車