初めて「予約投稿」機能を使用してみました。つい時間があいてしまうので、この機能いいかも!はにわ地蔵です。
前回の続き。
まずは「もし移住したら、拠点になるらしい東目屋公民館に行ってみよう」とレンタカーを走らせた嫁。
普段から地元の公民館で情報収集の癖がついていた嫁は、
「ちょっとチラシ取る振りして、公民館の中の様子チラ見なんだぜえ」
という魂胆で、駐車場からそっとエントランスに近づいた、ら!!
「何しに来た???」
喫煙所にいた男性に話しかけられてしまうという。
「あんた、埼玉の人か?」
ヒィッ
まさかの展開にしどろもどろになった嫁に、その男性は「まぁ入れ入れ!」と手招きして、事務室に招き入れてくれたのだと。
どうやら、弘前市役所の移住担当者が、「もしかしたら見学に行くかも」と連絡を入れていたらしい。
情報伝達、光の速さすぎる
と、正直ビビったらしい。
事務室には地元の人がいて、地区の様子やら色々と教えてくれたと。
ふと嫁が、「やっぱり皆さんは、お岩木様が好きなんですか?」と質問してみたら、思いがけない返答が
「俺たちの、自分のところの神様が一番だ。」
自分たちがお祀りしている、地区の氏神様が一番大事なのだという言葉に、嫁はえらく感動したらしい。
こんな近くに、あの大きなお岩木様があるのに、ここの人達は氏神様が一番だ、って言い切るのかなんて信心深くて、良い地区なんだろうと。
同時に、勝手な先入観はダメなんだな、と反省からの始まりになったのだという。
へぇ~、珍しく殊勝な嫁
その後、地元の食堂でも「埼玉の人?」と声をかけられ、情報伝達ってばよ!というプルプルを味わい、地区のランドマークと言われている多賀神社にも参拝。
そこで遥拝所に、古くなったハチの巣がぶら下がっているのに気付いた嫁。
「あのぉ~、とりあえず応募して帰りますけど、もし修行先として間違っているなら、絶対に面接で落としてもらいたいんです間違いでこんな遠くに来るわけにいかないんです。でも、もしここで合っているなら、いつかここのお掃除とか来るので、よろしくお願いします・・・。」
そう祈願して多賀神社を後にし、大好きなお岩木様へ・・・。
ここまでの経緯を必死で話し(心の中で)
あってますかあってますかぁああぁ助けてぇええ
教えて下さいと念じて引いたおみくじ。一目見て嫁は確信した。
あってる。ここで間違いない。
目から水、ジョー。鼻水、ダラー。ジュビジュバで泣きながらお岩木様を後にした嫁。
皆さんはどう思うのかな?俺もこれ見て「あってる」って思ったよ