
今まで比較して語られることの少なかった二人の作品を比較して展示。するどい観察眼に基づく超絶技巧の描写力や、現代のマンガへつながるようなユーモアとパワーに溢れた奇抜な発想力を紹介する。特別展「北斎と暁斎 ─ 奇想の漫画」は太田記念美術館で2013年4月27日(土)~6月26日(水)に開催。観覧料は一般当日1,000円。「富嶽(ふがく)三十六景」の絵師、葛飾北斎(かつしかほくさい)は文字を重ねて絵にする文字絵の教本を書いている。そのなかに「大八に小八重ねてふじのやま」というのがある。大きな「八」の間に小さな求人情報 香川県 「八」を描けば三つの峰(みね)をもつ富士山になるというわけだ北斎が描く富嶽は三峰になっていない。だが彼もまた頂上を三つに分けた山を描けば、それが富士山を示すという常識を共有していたわけである。竹谷靱負(たけやゆきえ)さんの「富士山の精神史」(青山社)で知った話だが、現代の子供も富士山といえば三峰で描く日本人である実際に富士山頂が高さのそろった三峰に見える場所はないという。三峰は鎌倉時代後期から江戸時代中期にかけて描かれた富士山の定型で、私たちが心に描く富士山も文化の産物なのだ富士山が文化遺産として世界遺産に登録される見通しとなった。"""