17歳、高校生の私に

「異文化」と「宗教」の面白さを教えてくれたインド。

 

19歳、「ワクワク」とそれ以上の「不安」を

大きなバックパックに詰め込んで、

初めてひとりで出かけたタイ、カンボジア。

 

20歳、気の置けない異性の親友と、

ひたすらにゆっくり流れる時を求めて訪れたラオス。

 

21歳、大学のプログラムで1ヶ月生活し

帰国の頃にはフォーにも飽き飽きしたベトナム・ハノイ。

 

22歳、研究員留学していた彼(現夫)に会いに

大学卒業旅行もかねて出かけた冬のカナダ、アメリカ。

 

23歳、旅行会社に勤め始め、「旅行者」ではなく

「添乗員」として訪れたシンガポール、ベトナム、カンボジア。

 

24歳、チャーター機を飛ばしてどうにか運んだ

350名のお客様との韓国・ソウル。

 

25歳、結婚を機に仕事を辞め、

卒業旅行と称して、心配ばかりかけた母と旅した

美しい景観と雑貨が溢れたフィンランド・フランス・ベルギー。

 

26歳、新婚旅行でようやく行けた

夫婦の憧れの地、アルゼンチン・ブラジル。

 

27歳、私は娘を妊娠、夫はシンガポールへ転勤となり

最後のふたり旅として出かけたタイ・クラビ。

 

28歳、家族揃ってシンガポールでの生活をはじまり、

娘1歳の誕生日旅行として行ったオーストラリア・パース。

 

 

 

他にも書き出したらキリがないほど、

私のこれまでの人生は「旅」と共にありました。

 

「時間はあるけどお金はない」

無茶が多かった学生時代にした旅も、

 

「お金はあるけど時間はない」

激務だった旅行会社時代にした弾丸の旅も、

 

「お金も時間もあるけれど自分の好き勝手はできない」

子連れになった今、家族で出かける旅も、

 

すべて違った良さがあって、

 

訪れたどの国や町にも、

きっと写真には写すことができない

空気の澄んだ感触や

その土地土地のにおいや熱気があって

 

きっとこれからの私の人生も、

旅と共にあるのだろうなぁ、と思います。

 

有益な情報があるかはわかりませんが、

よろしければお付き合いくださいませ。

 

 

 

おはな