2010年09月03日
地元である花火大会のために 実家に帰ってた時のこと。
心羽がマッチを持ってきて、やる！と言い出しました
。
じつは心羽にとってマッチは初めてではなく、前にも凄く
興味を持ったことがあるので、その時には飽きるほど
マッチを擦って見せました。
（結局２箱分くらいなくなったんですが・・・
）
久しぶりに見つけたマッチを おとんに持って来た心羽さん。
マッチ棒を一本取って、箱の横にシュッ
。
・・・と、なんとなんと、火がついてしまってたのですっ
。
しかも自分でびっくりしてマッチを投げちゃったもんだから、
茂雄さんの膝にボッ
あちちちち～！！！！
火はすぐに消えたんですが、その場にいた両親は大激怒
。
こんな小さいときにマッチを持たせるなんて！
そんなことして、親がいない時に面白がってやって火事にでも
なったらどうするのっ！！・・・と
。
みんなの大声のなか、心羽は大泣き。
注意の声にびっくりして泣いたのか、どこかやけどしたのか・・・？
泣きながら、「置いといて！置いといて！」の繰り返し。
ちょっとしたら泣き止んだけど、手を見ると、少しやけどもしてたから、
そこは両親にばれないように連れて帰りました
。
帰り道、なんかすっきりしない想いが残ったあたし。
置いといて・・・ってなんだったのかな？
なにであんなに泣いたのかな？
そこで、家に帰って、マッチを出して「心羽、これやる？」って
聞いてみると、うん
・・・と。
再びマッチ擦りに挑戦開始。
なんだ。やっぱりまだやる氣があったんだ
。
でも今度はさっきとはなんか様子が違う。
恐る恐るやるから、全然火がつかない。
一度熱い、怖いを知ったから、勢いだけでは出来ないんですねぇ。
「あのね、火はあちちってなることがあるもんね。
心羽の手、ここ熱かったよね。
おとんも熱かったもんね。
心羽ひとりだったら怖い怖いやけん、おとんと一緒の時にやると
怖くないかもね。」
って話してみました。
火を使うときには水を用意するといいよってことも。
そしたらすぐに、マッチはもういらんって言って、やめてしまいました。
それ以来、マッチを見つけると、
「火、あちちなるよ。」
っていって あたしに渡しに来ます。
マッチって あたしも子供のころつけてみたかったもんなぁ
。
危ないんだけど、危ないからって隠されると、よけい
近づきたくなったりして。
確かに 大人がいない時にやるようになったら怖いです。
だからあたしは、心羽に マッチの危なさを体感で知って
もらいたいって思いました。
熱い痛さも 自分で味わって知る。
１回着いたとこで強制的に終わらせたままだったら、
火がついた記憶だけが残って、またやってみたくなるんじゃないか
って思って、痛みの記憶が新しいうちに、納得いくまで
やらせてみたかったんですよねぇ
。
裏ではフォロー体勢万全に準備しつつ、あぶないっのギリギリまで
余裕の姿で見てみないふり（笑）。
おススメとは言えませんが
、心羽さんはこの一件で、
また一つ学んだようです
。
生キズ作りながら、今日もたくましく成長していくわが娘なのでした
。
杏依子