アドベンチャーMCは如何?
今年もパリ~ダカの季節がやって来ました!
って、ちょっと違いますね。
今では、”ダカール・ラリー”と、称されるこのアドベンチャー・ラリー
当初は、フランスのパリを出て、アフリカのダカールへと
ゴールするレースでしたが、途中選手が銃弾に倒れるなど
アフリカ各地の治安悪化により舞台を南米に移し、
ダカールの名前だけ残し、”ル・ダカール”
”ラリー・ダカール”として今年で40年を迎えます。
四輪、二輪の、いわゆる市販車改造から
プロトタイプと言う、市販車を模した化け物や、バギー、
それに、他ではあまり目にすることの無い
”カミオン”と、呼ばれるトラックが砂漠を走る
ダイナミックな映像も一時は国内地上波でも
放送されるほど人気でした。
(今現在は、J-SPORTS にて、ダイジェスト放送)
二輪に限って言えば、ガストン・ライエが
BMWのR80GSを
駆ってアフリカを制し、今日世界で一番売れてる
大型バイクと言われるフラット・ツインのGSシリーズの
実力を世に知らしめたのがパリ~ダカであり、
それを阻止すべく、
HONDA:アフリカツイン、YAMAHA:スーパーテネレ、
SUSUKI:DR-BIG、KAWASAKI:天涯など
(今時の人は、”天涯”を”中国のバイク?”なんて人もいるらしい)
(レーサーと市販車の名前がごっちゃになっているのはご愛嬌です)
国内4メーカーがこぞってビッグ・オフローダーを投入!
選手ではHONDAのシリル・ヌブー、
ヤマハは何といってもステファン・ペテランセル!
SUZUKIに至っては、当時世界最大排気量の単気筒バイク
(だったと思う・・・違ってたらゴメンナサイ)
DR-800を、かつてBMW R80GSを駆った、ガストン・ライエが、
WMXGP時代のチームメイトで日本人唯一の
WMXGPチャンピオン渡辺 明氏と組んで出走と活躍し、
80年代後半、90年代初頭はビッグオフの全盛期を築きました。
(現在はレギュレーションで450cc迄となっています)
さてと。。。
相変わらず、前置きが長くなりましたが・・・
今日の旅バイクとして、注目を浴びている足長系とか別称もある
”アドベンチャー・タイプ”と、言われるバイクは、
パリ~ダカの黎明期が礎にあったと言うお話でした。
そこで、今月は、ダカール月間として、
勝手に、アドベンチャー押しで、Hanehon Sports Plaza は、
行ってみたいと思います!
背景がごちゃっとしていて面目ない・・・
因みに、真中の MT-09 TRACER は、
直ぐに納車されて嫁いで行きます。
これまた、面目ない・・・
新車、中古車、合わせて、実際にご購入頂ける車両が、
8台有ります。(一台は隣の Kawasaki Shop の車両ですが)
先ずは、HONDA:アフリカツイン! 中古車:詳細は、ココ
言わずもがなの、国産ビッグオフの代表格!
一時その名前が消えていましたが、近年新たにDCTモデルを
加えて復活しました。
こちらは、走行5千キロ未満のDCT仕様です。
オートマと侮ってはいけませんよ!
オフ走行では、シフト操作を意識せずにラインを
読む等の情報をさばく事に専念できるため、
存外MT仕様より速かったりするそうです。
その後ろに控えしは、
DUCATI:ムルティストラーダ1200S 中古車:詳細は、ココ
オフなんてまるで興味が無かった?DUCATIが作った
アドベンチャーMC!もっぱらオン主体のじゃじゃ馬です(笑)
特徴は何といっても全てにおいて元気がイイ!
大概は、アドベンチャーMCって長距離走行を念頭に置いて
エンジン等のレスポンスを穏やかにするものですが、
こちらは、確かに、他の同社のオンロード・モデルに比べれば
大人しいですが、多分、長足系では一番元気です。
そして、やっぱりDUCATIってレーサーがベースだなって
思ってしまうのが、こんなツーリング・モデル?でも、
レースで勝っちゃうところです。
パイクピークスと言う、おバカな(最大限の賛辞です)
レースで2018年も勝っちゃいました。
新車の方に目を移すと・・・
こちらは、250ccが2台!
DR-BIGはシングル・エンジンの系譜でしたが、
今のSUZUKIのラインナップは、ツインのV-STROM系ですね。
V-STROM250 新車:詳細は、ココ
良く、この嘴デザインをBMWが先だと言う人がいますが、
とんでも無い!
1994年にR1100GSがデビューしていますが、
1991年BMWがパリ~ダカから撤退した後に、
SUZUKIのDR-800(DR-BIG)がタンクとフェンダーが
一体式となったカウルを装備して出走し市販車も出しています。
また、その前のファラオ・ラリーでデビューした時には、
その容姿から”ファラオの怪鳥”と、呼ばれていました。
ビッグオフの嘴デザインの先駆者はBMWに非ず、
SUZUKIです。(と、私は勝手に断言します)
その手前は・・・
アドベンチャーの定義に入れて良いか微妙ですが、
YAMAHA:セロー250 キャニスター装備の最新モデル 詳細は、ココ
元祖マウンテン・トレール!
足をぺたぺた付きながら自然に分け入ってくのが本来の
目的のバイクでしたから、ある意味、元祖アドベンチャーMCで
イイですよね?
もっと、アドベンチャーしたければ、セロー・ツーリングって言う手もあります。
も一台番外編新車250ccアドベンチャーをご紹介!
お隣のお店から借りてきました~!(笑)
KAWASAKI:ベルシスX 250 新車:詳細は、ココ
250ccクラスでも、V-STROMとある意味対局なのが、
ベルシスX 250 です。V-STROMがSOHCで低速の厚いトルクで
粘るのに対して、Ninja250譲りのベルシスのDOHCエンジンは
回すほど楽しくなるエンジンで、高速巡航で距離を伸ばす
ツーリグに向いています。
さて、また中古車に戻りますね。
手前のHONDA:クロスランナーは、VFR800ベースの
足長系ツーリングモデル。
高速での移動が得意なハイウェイランナーです。
こちらは、入荷したてで詳細決まっておりませんので、
詳しくは店頭で!
その後ろは、DUCATI:ムルティストラーダ 950 中古車:詳細は、ココ
初めに試乗した時に、”ムルティストラーダも随分とマイルドになったね~”
なんて、950ccとは気が付かず、1200ccと、勘違いして乗って
アホな感想を抱いてしまったバイクですが、
兄貴分の1200とは、ちゃんと棲み分けができていて、
DUCATIのツーリグモデルの中では一番乗りやすいモデルかもし知れません
(シート高を除けば・・・)
最後は、
真打、元祖アドベンチャーMC
ビッグオフの始祖の系譜 BMW R1200GS ADV 中古車:詳細はココ
スターウォーズで若き日のオビ・ワンを演じたユアン・マクレガーが、
ロンドンから最終的には東京までユーラシア大陸を横断する
”ロング・ウェイ・ラウンド”と、言う、2005年制作の長編ドキュメントで
R1200GSアドベンチャーが使われました。
DVDは、こちら
アドベンチャー系のMCは、フルカウル、フルパニアの
R1200RTのような純然たるツアラーと変わらない
ツーリング性能を持つと同時に、不意に現れた不整地でも
対応できる懐の広さが有ります。
どうです?
お気に入りのアドベンチャーMCを手に入れて
旅に出てみませんか?
週末は
Hanehon Sports Plaza
へ!