七味唐辛子 | 羽田寛の徒然草

羽田寛の徒然草

ジャックHDやジャレコHDなどで奮闘してきた羽田寛の日記。
それは毎日の仕事を通じた痛快な時間を徒然なるままに綴ってみたものです。

僕の学校・銀行時代の先達であり、師匠の一人である、敬愛するK先輩。
そのK先輩を題材に書かれた(であろう)江上剛氏著の「人生に七味あり」 を昨晩再読しましたが、身内びいきなのかもしれませんが、やはりいい本だと再認識しました。
企業再生の厳しさ、つらさ、困難さ、そして何よりその意義・目的と充実感が生き生きと描写されています。
もちろん、実際の再生には本とは違い、胸のすくようなどんでん返しもハッピーエンドも無く、ただひたすら愚直にあるべき論を掲げ、地道に一歩ずつ努力していくしかないのですが。
あ、当然のことながら、書中のような素敵なアバンチュールも全く無く、完全に「男祭り」状態で日々を送る点も違いますね。。。
ただ、拙い経験から「再生とは既存社員の心の再生」と信じている自分にとっては、「その通り!」と快哉を叫びたくなる一書でした。
皆様も是非。

しかし。。。。。
憎まれ役の名前が「宮内亮」っていうのは。
偶然???