外題∶神崎与五郎の生い立ち 劇団∶花柳願竜劇団
中元頭の子与市は鯉をとってはいけない池で鯉を取った。それを武士に見つかる。病気がちの母親に鯉の生き血がいいというので獲ったと言う。生き血を飲ませられたら死んでもいいという与市を見逃してやるが・・・。
元は講談。数多ある赤穂浪士外伝の一つ。神崎与五郎の話の3本中の1本。神埼与左衛門の子に鯉を殺すところを見られ殺してしまう。裁くのは与左衛門。死を覚悟しての訪問。しかし与左衛門は見逃してもらった相手。与左衛門は利発な与市に質問をして養子に迎える。与市が生きててしかも侍になり、我が子の面倒を見させてもらえる父親の様子に泣けてしまった。涙腺おかしなってるわ。余市は元服前。前髪を残したわかしゅう髷の鬘被ってるのはびっくりした。ほとんどの劇団作ってない。釣った鯉も動く。あいも変わらずの小道具の凄さ。与市を香賀峰子が好演。
花柳願竜劇団でしか見たことはない。