久しぶりである。

 この夏は、色々な意味でめくるめく感じでした。

 つくづく煩悩と縁を断ち切れない自分に戦慄し、

 また、ありきたりながら人間の業の深さに驚嘆しました。

 自分を客観視する、

 これはなかなか難しい事で、

 自分が何かに突き動かされている時には、格別に難しいのでありまして、

 そうなりたくない自分と、衝動にただ身を任せていたい自分との葛藤がどこか甘美でもあり、

 決して伝わる事のない切なさに、無力感に囚われた。

 
 



 手に入れた事で得られる様々な感覚。

 探し求めている日々に悶々とする感覚。

 いずれも果ての無い苦しみや葛藤がそこにあって、

 つくづく痛みの無い生などない、と。