自分の人生を生きているつもりだった。
でもなんだか上手くいってない。
苦しいし、いつも疲れる。

だってそれはお父さん、お母さんの言いつけを守ろうとした人生だったから。

ちょっと目を離すと、人より目立ってしまう自分。
ちょっと好きにさせると、なんだかすごいことをやってしまう自分。
ほかの姉妹より、才能があって、華があって、人に可愛がられてしまうから、
父も母も必死にわたしと言う杭を打ち付けていた。

だから、わたしは生まれたままのわたしではダメなんだって思い込んだ。
華も才能も、隠していかないとダメ。
だってそうしないとお父さんお母さんに嫌われちゃうから。

お父さんお母さんに嫌われちゃうから。
お父さんお母さんを困らせちゃうから。

この思いが強くて、強くて、
ずっともがき苦しんでいた。

2人が困った顔をするのが、本当にいやだった。
でも、自分を押し殺していることも、本当にいやなんだ。苦しいんだ。

ずっとこのせめぎ合い、だったんだ。
なんだか苦しかったのは…。
なんだか上手く生きられなかったのは。

でも、わたしが生まれたままのわたしで、華も才能も、惜しみなく出して生きたって、本当はお父さんもお母さんも、全然困ったり、わたしを嫌ったりなんかしない。

だって、
わたしが生まれたままのわたしで生きたら、お父さんお母さんが困ってしまう、わたしを嫌いになってしまうなんて…

じつはわたしの勘違いだもの!!
わたしがずっと、そう思って、ビクビク過ごしてきただけだもの!

わたしは、わたしが作り上げたお父さんお母さんの呪縛に1人でがんじがらめになっていただけ。

それだけなんだ。