こんにちは
tetoteスタッフのさくらこです
とってもよく晴れた休日に、tetoteスタッフのみんなで
染色体験をしてきました
突然ですが、江戸更紗ってご存知ですか?
江戸更紗とは、古くから江戸に伝わる伝統的な文様の染物で、
「更」はきれいな「紗」は布という意味だそうですよ
今回はその江戸更紗を体験してきたので
体験の様子をレポートしたいと思います
場所は新宿中井駅にほど近い妙正寺川の
ほとりにある「染の里 二葉苑」さんです。
重厚な門扉をくぐると黒い那智石と赤い金魚が
印象的な和風モダンなエントランス
落ち着いた雰囲気の工房の一階は引き場とよばれる場所です。
ここは絵付けなどをするために反物を部屋の両端から
引っ張って作業をする場所だそうです。ガラス張りで、
工房の中が外からうかがえる明るい雰囲気
職人さんが反物を染めているところです
「絶対にぶつからないでくださいね」と言われて
そろりそろりとお隣のお部屋に移動しました
お隣のお部屋には大きな水槽と蒸し器があります。
染めた反物の色を定着させるために蒸した後、余分な染料を
洗い流すために水につけておくための大きな浴槽がありました
いよいよtetoteスタッフのみんなで体験です~
ちょっとべたべたしたもみの木が天板になっている
作業台の上で作業をします。
このべたべたが上にのせた生地が動いたり、
ずれたりしないのでとっても具合がいいのだそう
生成り色のちょっと厚手の生地の上に
型紙を重ねて色をのせていきます。
これ一枚だとぽつぽつとただ穴が開いている紙にしか
見えませんが、型紙に合わせて色を変え、
全部で10枚の型紙から一枚の絵になるようになっています
ステンシルみたいなかんじです
生地の上に型紙ごと指定されている色を
刷毛でのせて重ねていきます。
型紙の上に染料をのせて、鹿の毛で作った刷毛で
紙の上をこすっていくと型紙の穴が開いた部分にだけ
生地に色がついていきます
4色ほど色がのった状態です。生地の上の型紙を半分めくった状態。
少し雰囲気がわかってきましたよ~
優しい色合いになったり、はっきりした色合いになったり、
同じ型紙、色を使っても人それぞれの個性が表れるんですよね、、
作業の工程が長かっただけあって達成感がありました
工房の方はテーブルセンターなどにしてくださいと仰っていましたが、
私はちょっとした袋物をつくっても素敵かな~と思いました
工房一階には、江戸更紗の作品や関連する雑貨などを
販売しているちょっとしたミュージアムショップがあり、
どれを見ても女子の心を掴むオシャレなものばかり。
日傘や袋物、アクセサリーやボタンなど色もカラフルで
和服を着る習慣がなくても普段使いにも
できそうなものがたくさんです
大都会で伝統工芸を体験できることを
知らなかったのでとても新鮮でした
皆さんもお時間があるときにぜひ体験してみませんか
いつもブログをご覧いただき
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