少しご無沙汰の投稿になりました💦ここなです!
今回は春らしい ベリーカスタードグラタン(いちごのグラタン)を作ってみました✨
フルーツグラタンは、何でも、お好みのフルーツでできます♪
りんごが通常ではありますが、加熱と相性の良いものでOK!
種類もいくつかあって、
🍓カスタードクリームがメインのもの
🍓クラフティのような生地メインのもの
🍓クランブルのみのもの
などがあります!今回はカスタードクリームをメインにしてみました😊
今回の作り方で工程が多いな、、と思ったら。
クランブルだけでも良し、カスタードを市販のもとを使っても良しです✨
最近は、牛乳を加えるだけでカンタンに作れるカスタードクリームパウダーも売ってますよ
カルディ―や冨澤商店で売っています(スーパーにもあるかも?)
分量(グラタン皿1皿分)
<カスタードクリーム>
卵黄 2個
グラニュー糖 50g(上白糖でも◎)
薄力粉 24g
バニラオイル 少々
<クランブル>
バター、グラニュー糖、アーモンドパウダー、薄力粉…すべて30g
<フルーツ>
いちご 12粒~24粒ほど
(正直お好みです笑 お皿に並べられるくらいの量で!)
作りかた
<カスタードクリーム…失敗しない方法!>
カスタードってダマになったり、失敗しやすいですよね💦
上手に作るコツもあわせてご説明していきます✨
①薄力粉はあらかじめふるっておきます。
今回は後ほどザルを使うので、ザルでふるっています
②牛乳を沸騰直前(80℃付近)まであたためます。
少し小さい泡でまわりがフツフツしてくる程度です
ポイント1
後ほど卵黄と薄力粉に牛乳を合わせるとき、その2つの火が十分に入る温度が
違うために、ダマが発生しやすくなります。
牛乳を80℃付近にあたためるとその差をカバーでき、ダマができにくくなります✨
③あたためた牛乳を濾し、冷めないようにラップしておきます
④卵黄にグラニュー糖を加え、泡だて器で手動で擦り混ぜます。
ポイント2
・卵黄はグラニュー糖を吸うのがはやいので、ダマにならないために素早く
しっかり混ぜましょう
・薄力粉の中に糖分がしっかり入ったほうが後々なめらかになるので、
白っぽくなるまでしっかり擦り混ぜます。イメージはマヨネーズ状です。
・ 後ほど牛乳とあわせる時、卵黄がかたまりやすいです。
しっかり混ぜて空気を含ませ、熱を伝わらせにくくし卵黄がに固まるのを防ぎましょう。
⑤薄力粉を加えます。あらかじめふるっているので、直接加えてOK!
ここでもしっかり擦り混ぜましょう。粉気・ダマがなくなるまで混ぜます
⑥牛乳を少しずつ加え、なじませます。
②で80℃付近にあたためているので、ダマができにくいはず✨
⑦再度鍋に濾しながら戻し、火にかけます。
ポイント3
・少し強めの中火にかけます。先ほどお話したように、卵黄と薄力粉とで火が入る温度が
違う&火が強すぎると卵黄が炒り卵のようになり、ダマになります。
ただ、弱火だとねっちりとしたクリームになりやすいので、強め中火程度が◎
・焦げやすくなるので、ゴムベラか泡だて器で絶えずしっかり混ぜます。
(おおよその目安は1分半~2分程度で完成します)
・シャバシャバの液体状→固まってきた固体状→最後に少しかたさがゆるみ、ツヤのある
クリーム状になります。ここまで加熱&混ぜ続けましょう!
利き手側の鍋手前が混ざりにくいので、時々鍋をまわして全体を混ぜます。
変化の過程↓
<シャバシャバ液体状> <固まってきた固体状>
<かたさゆるみはじめ> <完成!>
※完成の目安は、ゴムベラから綺麗に逆三角形の形でなめらかに落ちるくらい
⑧お皿やバットに移し、密着ラップをして、保冷剤で急冷します
※ラップとの間に空間があると、水蒸気ができ菌の繁殖に繋がります
※細菌が一番繁殖しやすいひと肌程度の温度を早く通過させるため、保冷材で直接冷やします
これでカスタードは完成!!✨
カスタードは「クレーム・パティシエール」…お菓子屋さんのクリームと言われています。
お菓子屋さんの良し悪しは、カスタードクリームをみれば分かる!という意味です。
それほどのクリームなんですね
具材の準備
⑨いちごを縦半分に切ります。オーブンで焼くと意外と縮まるので半分で
良いと思いますが、使うフルーツも量も切り方も、正直お好みでOKです笑
グラタン皿に並べておきます
クランブル
※このあたりでオーブンを180℃に予熱しておきましょう。
今回はグラタン皿ごと加熱なので、熱が伝わりにくいため天板ごと予熱します
クランブルとは、薄力粉・砂糖・バターを混ぜ、ほろほろとさせたサクサクの生地です。
グラタンのみならず、チーズケーキなどその他用途も満載で便利な生地です
⑩薄力粉・アーモンドパウダーをふるっておきます。
お菓子は加える粉の種類分の回数をふるうとよりGood!
これは1回目のふるいです。
アーモンドパウダーはめが粗く、通常の粉ふるいだと詰まってしまうので、
両方ザルでまとめてふるいましょう
⑪冷えたバターを粗みじんにし、⑩でふるっておいた粉類をもう一度ふるい入れます。
バターを冷やしておく理由は後ほど。
⑫スケッパーやゴムベラなどを使って、斜めにサクサクっと切っていきます。
色んな方向で切って、バターと粉を全体にいきわたらせましょう。
⑬ある程度いきわたったら、手でサブラージュします。
ゆっくりとはせず、サラサラ~…っと手早く、優しくこすり合わせるのを
何度も繰り返します。
☆サブラージュとは 砂のような、という意味です。バターと粉がしっかり混ざると、
砂のような状態になります。イメージは色・状態共に粉チーズくらいになるまでです。
☆手の熱でバターが溶けてしまうとサクッとした
食感を失ってしまうので、手早く。これを防ぐためにも、バターは冷やして
おいたものを使いましょう。
↓粉チーズくらい
仕上げ
⑭冷やしたカスタードをゆるめます。
冷えるとかたくなるので、ハンドミキサーの低速でほぐします。
泡だて器で手でほぐしても良いですが、なめらかになるまで結構根気がいります笑
⑮ゆるんだら生クリームを2回ほどに分けて加え、その都度混ぜましょう。
なめらかなグラタンにしたいので、均一に混ざった状態でストップでOKです!
生クリームなしでも焼けますが…あったほうが絶対、なめらかでコクがありおいしいです笑
⑯いちごを敷いた皿にカスタードクリームを流し入れ、クランブルを上からかけます。
180℃に予熱したオーブンで20分焼いて……
完成です!!!!✨✨
あつあつで食べても良し、
甘味を感じやすい少しさめた状態で食べても良し、です(*´▽`*)✨
ぜひ作ってみてくださいね!