今回紹介する方法は、習慣化の中の神様的存在で、最も効果があるものです。
このIf thenプランニングとはどういうものなのかというと、Aが起きたらBをやるみたいに、行動するタイミングを予め決めておくものです。
If(もし○○したら)、then(その時○○する)というように、やることとそれを行う条件をセットにしてしまいます。
朝起きたらストレッチをする、晩御飯を食べたら英語の勉強するみたいな感じです。
毎日筋トレをするといった目標を決めても、いつ、どこでのような条件が決まっていないと脳が反応しないため、習慣化が難しくなります。
そこでこのIf thenプランニングを使って習慣を行う条件を決めてしまうことで、脳が反応するので習慣化しやすくなるのです。
人間はもとより「敵が来たら逃げる」 「獲物が来たら捕まえる」といったようなIf thenプランニングが埋め込まれて生活していました。
なので、この方法はとても適応しやすい方法なのです。
If thenプランニングは科学的にも効果があると証明されています。
効果量という考え方があり、ある理論を実践するとどれだけの効果があるかを数値化したものです。
これが0だと効果は全くない、-1なら逆効果、1なら完全に効果があるということになります。
この効果量が、If thenプランニングでは0.65~0.99と言われています。
この数字がどれくらいすごいのかというと、瞑想でも0.36程度です。
あの瞑想よりもはるかに効果があるということにンりますね。
0.3を超えれば試す価値アリ、0.5を超えれば絶対に試すべきというのが目安になっています。
これでわかるように、If thenプランニングにはかなりの効果が期待できます。
もうやらない理由がないですよね?
次回はIf thenプランニングについてもっと話していきたいと思います。