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出会いと別れ

人は、出会いと別れを繰り返し成長していくのだろう。

どんな時も、別れは辛いものだ。

4年間過ごした東京を離れる。

気力と無気力が交錯する、不思議な街だった。

またここに戻ってくることはあるだろうか。

いや、考えるのはやめよう。

このところ考えてばかりいる。

今はただ、この国で過ごす残り僅かな時間を楽しもう。

別れは辛い。

それでも

日中関係は今未曾有の危機にあると言って良いだろう。


日本における反中の動きは、今年に入ってから加速する一方だ。

アジアカップから毒餃子まで、何から何まで全てが悪い方向に向かっている。


その根底にあるのはやはり中国人のモラル・意識の低さ。


ここ数年で飛躍的な発展を遂げたとは言え、一般人が国際感覚を身につけるにはまだまだ幾年かの時を要する。

それは10年先か、20年先か。


今年は北京オリンピックが開かれ2010年には上海万博が開催される。

中国が国際舞台に存在をアピールする絶好の機会である。

だがそれは同時に世界の目が中国に対し厳しく向けられることを意味する。


時期尚早であったと言わざるを得ない。


中国人の最大の欠点。

それは、自分の非を決して認めようとしないところではないだろうか。

この国に帰る度に思うが、彼らはすぐに逃げ道を作りたがる。

何か議論をしても、結局は責任転嫁。

謙虚さが感じられない。


「日本は侵略戦争を反省していない」というのは中国国民の常套句であるが、逆に問いたい。

あなたたちは歴史から何を学んだのかと。


確かに多くの日本人は歴史について無知であるし、知ろうともしない。

だが、他者に反省を促すばかりで、自己を省みないという中国人が多いのも事実だ。

正直疲れる。


それでも俺はKorean-Chineaseとして、この国と、この国の人間と、真っ向から付き合っていきたい。

くそメディアに振り回されてたまるか。

報道のあり方

マス・メディアの報道姿勢が気になる。


「主観報道」「推測報道」


本来の報道のあり方とは全く逆の報道が、特にここ数年多く見受けられる。


世論を形成するのは、大衆か、マス・メディアか。


このままではいかんだろう。