今年も無事、ピアノの発表会が終わりました♪

今年の曲はボルケヴィッチの『チョウ』。

プログラムを組むとき、ボルケヴィッチにするか、ボルトキエヴィチにするか、S.ボルケヴィッチにするか、先生が悩んでいた(笑)。

私が見た鉛筆の下書き(？)の段階ではS.ボルケヴィッチになっていたのだが、最終的に仕上がったプログラムはボルケヴィッチだった。

7月に入った段階で、スローテンポではいい感じに弾けていた。去年よりはるかに順調に仕上がってきている。

そしてそこから怒涛のテンポアップが始まる。スローテンポで酔いしれている場合ではない！

かなりスローで弾いていたのだが、発表会までの残り期間を考えると、あとワンテンポくらい上げて完成形にするのかなと思っていた。

演奏時間を事前に提出するので、YouTubeで上手に弾いてる人＋30秒で提出しておいた。

7月に入ってすぐワンテンポアップ。テンポアップするとやはり演奏が崩れ、また数日ゆっくり弾いてはアップ。そして発表会まで残り半月になったところで、「もう2テンポ上げるから」と先生。

暴「え〜〜！」

お、おぅ。それは…頑張ってくれぃ。

そこからは本当に酔いしれて弾いてる場合ではなく、とにかく毎日指を動かし続けた。

でもさ〜、弾けちゃうんだな。不思議。

この曲、譜面で見るよりも弾くほうがはるかに難しくて、右手と左手を同じ意識の中で弾くのがとても難しい。右手と左手を合わせて弾こうというのがあまり通用しない。合わせようと意識するとなかなかテンポが上がらない。私のようなオバサンではもう脳が追いつかない。

だから右手はもう、ひとたび弾き始めたら自然に動くくらいまで弾き込む必要がある。

結果、このテンポには絶対に仕上がらないだろうなと思っていたYouTubeの人と同じくらいのテンポに仕上がった。

「こーゆー曲は子供のほうが得意なんですよ。脳も柔らかいんですよね。」と先生。

弾いた暴れるちゃんもすごいが、先生もすごいと毎度思う。

4カ月練習する中で、計画的に仕上げてくる。

本番3日前のリハーサル。本当によく弾けていた。

何より最後まで先生と練習していた出だしが、きれ〜いに入れていて、キュンとなるくらい最高だった。

結論から言うと、このリハーサルの演奏が一番良かった。たしか去年もそうだったな(笑)。

蛾が飛んでるとかチョウを踏みつけてるとか言われながら練習してきたけど、今日はチョウが美しく舞ってたよ♪

本番はミスタッチなどはなく無難に弾き終えたが、演奏に余裕がなく、ちょっと音が細くなってしまったのが残念ではあった。

全体的にpで弾く曲ではあるんだけど、左手のメロディはある程度太い音を出して弾きたい。そこのバランスは苦戦していた部分だった。

弾き終えた本人もやや悔しそうな表情だった。

でも先生は「300点！！」と褒めて労ってくれた。何点満点か知らんけど。

今年は5年生。弾く順番もプログラムの後半でした。初めて出た時は2人目だったのに…。

本人も「私のあと、数人しかいない」「私の前のMちゃんが完璧な演奏したらプレッシャーだよ」等々、高学年になったことをヒシヒシと感じての出演となったもよう。

来年は6年生。中学生になってピアノを続けるかは分からないし、続けても細々とになって発表会は出ないかもしれない。一旦、集大成の発表会にしてほしいと今から願う。

さ、今年も私はビデオカメラを構え、絶望カメラマン(相方)はスマホ撮影。

…遠くね？

途中で気付いたらしくズームアップ。

うーん。もうこれが彼の限界だ。

でも大丈夫！毎年指定席のように最前列を死守している友達のお母さんが、今年は暴れるちゃんの動画もスマホで撮っていて送ってくれた。

よっ！さすが！ありがとう！

いい画は撮りたいけれど、一番乗りするほどの情熱のない私は、来年も彼女に任せようw

発表会、チョウが舞いました♪