“治らない人”の特徴。
痛み、苦しさがなかなか治らない人は試してみて下さい。
何かに触れる時に、なんでも“優しく”触れてみるといいです。
以下、その理由とか、やり方とか書いてあります。
腰痛にしても、自律神経のトラブルにしても、なかなか治らない人の特徴は、いろいろな意味で強い刺激に慣れ過ぎていて、“身体の声”が聞こえていません。
強い刺激は分かりやすいので、ついそちらに意識がいきやすくて、慣れてくるとその強さでも満足できなくなり、だんだん強さの中毒になります。
マッサージで、どんなに強く押してもらっても、全然物足りないって人がそれです。
食べ物では、味の濃いもの。他、賛否あるでしょうが、特に小麦粉ですね。
あとは、ちょっと違うけど、食べ方。
早食い、食べ過ぎ、お腹が減ってなくても無理やり「朝だから」「お昼だから」とお腹に詰め込む。
すべての人に当てはまるわけではないですが、強さの中毒は、その人の力の出し方にも影響して、なんでも全力でやろうとします。
楽しさとか、喜びに後押しされての全力ならいいのですが、恐怖心とか罪悪感からの全力は、身体にとって大きなトラブルを招く元になります。
怒られるから、嫌われたくないから、認めて欲しいから、自分が我慢すれば…、などで自分を犠牲にして、全力で頑張っていませんか?
じゃあ、どうしたらそういう『強さ』だけに囚われた状態から自身を解放できるのか?
あなたにもできる、良い方法があります。
普段から、優しく、柔らかく、そっと物に触れるようにしてみてください。
ドアの開け閉め。
物の受け渡し。
椅子に座る時。
Enter キーを押す時 笑
日常生活で、何かに触れる時に“優しく”“柔らかく”触れるように意識してみて下さい。
人に接触する場合は、どんな相手に対してもです。
そうすれば、いろんなことに気づけると思います。
マッサージのような施術を受けるなら、一度でもいいので、優しく柔らかく触れるタイプのお店に行って、触れられる時の温かさ、安心感を感じてみて下さい。
感じられないかもしれませんが、その触れられている手に気持ちを集中してみて下さい。
「おおやまさん、それじゃ、やっぱり物足りないよ。腰痛は治んない。お金損しちゃうよ。」
大丈夫です。
だんだん身体は、その心地よさを思い出してくれますから。
疲れた時の温かいお風呂、気持ちいいでしょ?
あれ、全然強く押してないですからね。
強く押さなくたって、大丈夫なんです。
健康になりたい。
痛み、苦しさのない毎日を取り戻したい。
そうお考えであれば、しばらく取り組んでみて下さい。
身体や心が疲れた時は、信頼できる人に優しく触れてもらうといいです。
できることなら、お母さんに。
あるいは、愛するパートナーに。
これは、ちょっと前に書いた『不妊でお悩みのご夫婦に提案した…』にも、ちょっと繋がるんですが、
落ち込んだ時、好きな人に頬っぺをスリスリしたくなったことありませんか?
好きな人に頬っぺに優しく触れられただけで、安心して心が満たされる。
そんな経験ないですか?
あれだけで、人は満たされるんです。
優しく、柔らかく触れて下さい。
身体は、安心すれば、優しい心地良さで満たされれば、本来の感覚、感性が戻ってきます。
少しずつ身体の声が聞こえるようになってきます。
そうなれれば、自分自身の“限界点”や、今の自分に本当に必要な物(食べ物も)などが分かるようになってきます。
あなたのその痛みも『なかなか治らない…』ってことはなくなっていきますよ。
身体の声に耳を傾けてみて下さい。
こういう考えが、たくさんの人に広まれば、もう少し、みんな優しくなれるんじゃないかなぁと思います。
今日も、明日も笑いながら。
ではまたー。