山形県東根市で2月末に開催される小学生大会「大沼杯」
年度最後の東北6県が集う大きなプライベートカップということもあり
この大会をその年度の集大成としているチームも多いことでしょう。
今年の大沼杯も多くの熱戦が繰り広げられました。
決勝戦は男女とも1点差の好ゲームでした。
私は男子の決勝は見られなかったので
準決勝までのことについて書きます。
男子は体格差が歴然とあります。
身長が160cm以上の選手が数人いるチームが
結構ありました。
その選手たちは大きいだけではなく,
走りながらプレーをし,しなやかなプレーもできていました。
今後に期待のもてる大型選手たちでした。
そして,大きくはないがクリエイティブな選手が数多くなったなと
見ていて感じました。
速い選手は昔からいましたが,巧みなプレーをする選手たちが
成長期に入り,成長していくのが楽しみですね。
指導者のみなさんの熱心な指導があったからこそ
運動能力だけに頼ったハンドボールではなく,
ゲームを楽しみ,創造性のあるプレーが随所に見られたのだと思います。
女子は見ていると大きく3つのチーム状態に分けられる感じでした。
①チームを編成するのがやっとで,U10以下も入れて7人になるチーム
②ハンドボールをやっとお覚え,シュートなどはできるが
状況を判断したり,チームで連携するところを課題として頑張っているチーム
③心も体も大きく成長し,走りながら判断をしてプレーをしているチーム
どのチームの指導者もチーム状態にあった最良の指導をし,
女子選手がハンドボールを楽しみ,頑張っている姿が好印象でした。
この選手たちが友達を誘って,
女子チームの選手がもっと増えて欲しいなと思います。
女子決勝は延長戦までいく大熱戦でした。
この両チームは3つの大会の決勝で対戦し全て大熱戦という
本当に好ライバルの両チームです。
「好ライバル」と変な日本語を使っているのは訳があり,
この両チームは試合中に激しいDFをするのですが,
一切嫌な感じになることはなく,試合が展開されました。
そして,相手のエースに対してマンツーマンDFをするのではなく
チームDFで守っていました。
マンツーマンDF最終局面では必要かもしれませんが,
試合を通して使うことは,チームのDF力や個人のDF力を
育てることはできないので,
両チームの小学生選手の育成の考え方に私は賛同します。
見ている観客も両チームの好シューターへマンツーマンDFを
してのロースコア試合だったわけではないので,
魅了され大歓声となったのかもしれません。
両チーム選手が試合後に相手チームの応援団にもあいさつに行く姿は
毎回見ていてとてもいいなぁと思います。
そして相手チームも讃えてくれる応援団の声援も温かいものでした。
今回は応援団へのあいさつの後に選手たちは
泣き笑顔で握手をし合っていました。
また変な日本語ですが本当に「泣き笑顔」でした。
嬉しさ,楽しさ,緊張感からの解放,達成感,応援への感謝 など
いろいろな感情がまざっていたのかもしれません。
最後に東根ハンドボールスポーツ少年団の皆様
「大沼杯」お疲れ様でした。
今までで最大のチーム数の参加での運営ありがとうございました。
これで,今年度の他県との大会は終了です。
多くのチームは新学年でのチーム作りとなることでしょう。
ちょっとここで東北のみなさんへお知らせです。
他ブロックでは,この2月や3月に新人戦や下学年の大会があったりします。
東北の各県では,新チームが最初に大会で試合をするのはいつでしょうか?
このあたりも東北のレベルアップのためのヒントが隠れているのかもしれませんね。