【職場は鬱の製造工場】弟だけ鬱にならなかった話 | wai blog~日々是安泰~

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過去の記事ですが、

最近『鬱』の相談をされたので

参考になればと思い、再度アップします。

 

実話です。

 

 

部屋の片付け中

本を片付けていたら

20代半ばの頃、

知り合いからもらった
五日市剛さんの『ツキを呼ぶ魔法の言葉』

という小冊子が出てきた。

 


この本を
読むのはすごく久しぶりだ。


この中に

「ついてる」の話がある。


ついてるって言葉を
自分で言うのもいいのだが

 

誰かに

『ついてる?』って聞くのが

効果的らしい。

 


それに対して

聞かれたほうは

『ついてますよ。

だって、●●だから』

と理由をつけて答える。

 


そのやりとりが、

実例とともに紹介されていた。

 

 


その小冊子をもらったのは
東京に暮らしていた頃で

15年以上前のことだ。

そして、思い出した。


当時、

この会話を

弟と毎朝していたのだ。



弟が当時働いていた部署が、

鬱の製造工場

社内で呼ばれるほどひどいところだった。

 


ここにいるとみんな鬱になる

と言われていて

毎日しんどいと。



原因は

ある上司のパワハラ、モラハラ!
 

その人が問題なのは、

社内に知れ渡っていたが

なぜか異動しないのだという。

部下が、バタバタ鬱になり、

休職するおかしな状態になっていても

そいつだけは、

そのまま居座っていた。


というか、異動先がなかったようだ。

でも、勤続年数も長いし…みたいな。

 

 

いろいろ試したものの

どうにも状況が変わらないと言ってるから、

ついてる実験をしてみたのだ。

 

 

弟とは、一緒に暮らしてなかったので
電話で出勤時間ぐらいに

「おはよう、ついてる?」

『ついてるよ。またね』

 

といった会話を毎朝していた記憶がある。


今思い出してみると、

理由までは言ってなかったかもしれない。


そのおかげなのか

その職場でも弟は、

鬱にならずにすんだ。



それを見ていた周りの人が、

びっくりして

「なんであいつは

鬱にならないんだ?」

と不思議がられたそうだ。



その後、どうなったかと言うと…
 

その上司がついに飛ばされたのだ!

なんかやらかしたらしい


『ついに、あいつがいなくなった!

ついてるって言ったおかげだ!』
と弟が喜んでいたのを思い出す。
 



『あの頃、鬱にならずに
仕事を続けられたのは
絶対に、ついてるの効果だ。
あれは、すごかった。』
と未だに言っている。
 
どのくらいの期間続けていたかは
覚えてないけど
3か月くらい付き合っただろうか。
 
 

気になった方は

是非お試しあれ。

 

※あくまで個人の感想です。

 

私も、久しぶりに五日市さんの本を読みたくなった。

講演会も楽しかったなぁ。

東京と金沢と2回行った。

 


別の小冊子もすごくよかったんだけど

なくしてしまって手元にないのだ。

そちらはもう売っていないが、

もう一度読んでみたい。

 

 


wai