MANAVISION~社会人になっても学びたい!~

MANAVISION~社会人になっても学びたい!~

ここは、働きながら大学に通う社会人学生応援ブログです!


映画「時をかける少女」「サマーウォーズ」のプロデューサー・齋籐優一郎さん迎えた第1回、


そして演劇集団キャラメルボックスの制作総指揮・加藤昌史さんをゲストに迎えた第2回から早4ヶ月弱が経ち、


ようやく「しごとVISION」第3回の詳細が決定いたしました!


気になる第3回のゲストは……

新国立劇場で制作部として活躍されている、高瀬磨理子さん!


前回のゲストは大手劇団のトップのかたでしたが、
今回は多くの劇団と作品を支えてきた、劇場サイドの裏方さんです。


今回の「しごとVISION」は、


・演劇に世界に興味あるんだけど、どんなことをやってるのか分かんない人にも
もちろんオススメですが、


・自分が何をしたいのか分かんない人
・どうやって就職したらいいか分かんない人


もぜひ参加して下さい!


高瀬さんのキャリアヒストリーから、自分で道を切り拓くヒントをもらえるはずです。

そしてなんと今回は、特別企画も!


来場者も興奮するハズのちょっとしたしかけが用意されていますので、お楽しみに~!


ご興味があるかたは、いますぐ、
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cd7d4bf5103491
でお申し込み下さい!


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「しごとVISION~裏方という名の表方~」第3回
■ゲスト 新国立劇場 制作部 高瀬磨理子さん
■日時 6月19日(土) 13:30~15:30 
■場所(URL) 法政大学 市ヶ谷キャンパス
http://www.mapfan.com/spotdetail.cgi?SPOTCODE=SHH1PKRW
■参加費 無料
■ブログ 
http://ameblo.jp/shigotovision/
■twitter shigoto_vision
■お問い合わせ先 
shigotovision@gmail.com (代表・武藤)
※社会人、他大学の学生もご参加下さい!
※スタッフも募集中です!
スタッフとして参加ご希望のかたは、
shigotovision@gmail.com (代表・武藤)まで
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大変お待たせしました!汗





ようやく、社会人大学生のインタヴュー第1回をお送りします!クラッカー








インタビュイー紹介




私と同期で、現在も通学中のTさん。(女性・30代)




某大手ビール会社「金麦」のCMでおなじみの元宝塚の女優に似ている、


本当に美人な社会人学生かお (本人もビール大好きビールラブラブ




彼女は、「しごとVISION」


(私が立ち上げた、法政に助成金をもらい行っているイベント。


現在スタッフは社会人未経験の学生がほとんどで、


私はファシリテーターとして関わっている)


の立ち上げからの協力者であり、よき理解者。




そして私が休学している現在では、彼女が唯一の社会人スタッフであり、


会計係を担当している。









「私にとってのテーマは、「居場所づくり」なんです」








いまやりたいことをやろう!

そんななか、3年前に母が胃ガンだということが分かったんです。




――今日はインタヴューを受けてくださってありがとうございます。


まず、大学へ入ろうと思ったきっかけを教えてください。






「私は高校卒業後そのまま就職したので、大学には今回が初めてです。


だんだんと心理学的なものを勉強したくなったんですが、


そのためには、大学で学んだほうがいいのかなと思いました。




そのとき、『これからお父さんの面倒を私がみなきゃいけなくなるの?』『叔父、父にも見つかったから、もしかしたら、体質的にガンになる可能性が高いのでは……』という心配がよぎりました。


それで悩んだ結果、『いまやりたいことをやろう!』と思い、受験を決めました」







――たくさんあるなかでも、なぜ法政大学のキャリアデザイン学部に入ろうと思ったのですか?






「心理カウンセラーになるには臨床心理士の勉強をしなくてはいけないことを知り、


キャリア(デザイン学部)を受けるために、小論文の対策として塾に単発で通いました。


そのときに先生に勧められたのは、立教(大学)の院です。


院は翌年、視野に入れていましたが日々に追われ勉強もできず、


また院の二年間での学びの量、質に自身がなく諦めました。


実は最初、第一志望の大学は別にあって、法政は予備として受験したのですが、


キャリアデザイン学部の志望理由書を書いていくうちに、


『私が勉強したいのはまさにこれだ!』


と思いました。


キャリアデザイン学部は、体系的に学べる学部だと思います」




――なるほど。私は通学ではなく、


志望理由書の書きかたの通信添削を一度受けました。


ところで、私は2008年の秋に行われたオープンキャンパスに行ったのが法政を選んだきっかけになったのですが、行きましたか?




「いいえ、行っていません」












支えてくれる人がいたからこそ







――わかりました。


それでは、大学で学びたいと思ったきっかけである心理学ですが、


なぜ心理学を学びたいと思ったのですか?






「現代社会の人間関係って、自分の悩みを人に言えないと思うんです。


でも、私は社会に出て、周囲の人の支えのありがたみを感じたんです。


家族、友だち、職場……。


だから、自分の悩みを打ち明けたりして心を開くことができる“場づくり”のようなことをしたいと思ったんです。それにはまず、心理学を学ぼうと」






――法政大学のキャリアデザイン学部は、


「教育」「経営」「文化」と大きく分けて3つの分野に分かれています。


1年生ではまだそれらの専門分野に進むわけではなく、


基礎的な部分、そして一般教養を中心とした科目を履修しました。


そしてこの2年生以降からいよいよ専門分野を選んでいくわけですが、


Tさんはどの専門に進む予定ですか?






「主軸としては文化になると思います。


地域コミュニティを研究している先生の授業を履修したいと思っています。


『社会地理学』は履修してよかったです」






――心を開くことができるコミュニケーションがある“場づくり”が理想ですもんね。


それでは、1年間通学してみてどうでしたか?






「入門ばかりで専門性が低かったから、ラク!? サラッと終わった気がします。


『ラク』と言ったのは、学びの質として。体力的には大変でしたよ! 


精神的には、テストがなければ……。


でも、テストがないと自分で整理しないので必要だと思います」






――試験とレポート、どちらがいいですか?






「私はレポートのほうがラクですね」






――私も同じです(笑)。


では、キャリアデザイン学部に入るにあたって、職場や周囲の反応はどうでしたか?






「『大学に入りたい』という希望が、(入学前は)正規雇用だったのですが、


仕事を辞める理由になりました。


『何かをやりたい』と思ったら、やり遂げないと気がすまないんです。(笑)」






仕事と学業の両立には、ある程度の妥協は必要







――「仕事を辞める理由になった」ということですが、


私も昼間働きながら通うのは本当に並大抵のことじゃないと痛感しました。


私の場合は幸い、正社員でも残業も少なく休みも取りやすい職場だったのですが、それでも授業は夜間しか履修できませんでしたし。


2部がないので私たちは1部学生。でも、昼間の授業は履修できない。


キャリアデザイン学部の特徴として、


夜の授業は翌年に昼に、昼の授業が翌年は夜にというシステムで社会人が履修しやすいようになっていますが、


それでも自分が履修したい授業が翌年必ず昼になる可能性が100%保障されているわけではない。


働いてお金を稼ぎながら通える幸運に感謝しながらも、


でも本当に卒業までに自分が履修したい授業を受講できるのか?


という不安に悩まされていました。


私たち社会人学生にとって、仕事と学業との両立は、


今後も大きな課題になると思います。




「ある程度の妥協は必要だと思います。


大学のために職業を変えましたが、前の仕事を続けるわけにはいかなかったと思います。


また、日本では高校卒業後にほとんどの人が大学に入学しますが、


そうじゃなくて、大学に行きたいときに行くことができるのが本来の大学なんじゃないかと思います。


仕事と学業を両立させるために不満もありましが、


『大学重視』と割り切るしかないと思います。早く卒業したいですね」






――カリキュラムについて何かお考えはありますか?






「(1年生のときは)「入門」が多過ぎると思いました。


入門を一年間ずっと受ける必要はなく、前期だけでいいと思います。


授業というよりも『2年生以降のゼミの説明?』という印象を受けました。


社会人枠がなく若い学生と同じ環境で学ぶということは、


若い学生と対等に接するチャンスだとは思います」






――大学の設備に関してはどうですか?






「PCの設備はじゅうぶんだと思います。


学部の枠をこえ集まって話せる場所が欲しいです。


そして学食の質を上げてほしい(笑)。セットメニューが高いですね。


生協と学部窓口の営業時間も社会人学生には厳しいところがあります」






――そうですね、学生は予想以上に値段が高くて私も驚きました。


それでは、社会人クラスメートの印象はどうですか?






「やっぱり濃~い!(笑) 意識が高いし、個性も強い(笑) でもそれが面白い。


感心してばかりです。若い学生とは違う同じ悩みを持っているので、心強いですね。1年生のあの一年があったから、これからもがんばれると思います」






若い学生と社会人が同じ場所に居るという環境がもたらすもの







――たしかに、私たちの代は濃いメンバーが集まってますからね~!(笑) 


次に、会計係として協力してくれている「しごとVISION」についてお聞かせください。






「きっかけは、(インタビュアー・ナカミチが)アナウンスしたからですね。


企画が面白いと思いました。


学生と社会人が同じ場所に居る、そしてその場所でいっしょにつくることで何でもいいから、学生に何かを掴んでほしいですね。


それは、社会人に対しても同じことがいえると思います」






――ありがとうございます。


立ち上げからずっと参加してくれているので、本当に感謝しています。


それでは、最後に、社会人学生を目指しているかたへメッセージをお願いします。






「大学でやりたいことは卒業してからも活かせそうだなと確信しました。


『場づくりの持続性』のためにはキャリアデザイン学部の学びが必要なんだと思いました。


学部と大学院の違いはありますが、学部には学部の良さもあると思います。


それは、若い学生と同じ環境で学ぶということもあると思います。


今の若い学生は厳しい受験に勝ち抜いてきた子たち。


たまに若い学生に『ほかにやることあるでしょ』って思うときもありますが、


一歩大学に入って同じ環境になったら、若い学生もすごいなって思います。


その若い学生たちは、私たち社会人学生が学生で居続けたいという気持ちと仕事で葛藤する姿を見ていると思います。


今後、社会人学生を目指そうかと考えている人は、『学びたい』と思ったときにその一歩を踏み出してほしいと思います。」






――ありがとうございました。








(取材を終えて)




Tさんに、大学に入ったきっかけについて訊いたのはこのときが初めてでした。


普段、授業でほぼ毎日のように会っているけど、だいたい授業に関係することばかり話していました。


それに、いつもはニックネームで、「Tさん」なんて呼びませんし。


なのでこうしてあらためて伺う機会ができて、


Tさんについて新たな発見がありましたし、


当たり前のことですが受験のきっかけは人それぞれなんだなぁと思いました。


でも、何が正解で何が間違いということはないと思います。




私にとっての彼女の印象は、ニュートラルな視点を持っている人だということ。


彼女がいることで、冷静さと多角的な視点を持つ大切さを知りました。


「若い学生たちは、私たち社会人学生が学生で居続けたいという気持ちと仕事で葛藤する姿を見ている」


ということばにも、そんな彼女らしさが出ていたと思います。


新しい考えかたを教えてもらいました。






このブログでこのテーマで行うインタビューは、


インタビュイーのキャリアインタヴューを伝えたいわけではありません。


あくまで、社会人学生の実態というか、現代社会、とくに日本社会で増え続ける社会人学生がどのようなきっかけで、どんなふうに受験し、そして入学後の気持ちの変化などにスポットを当てて伝えたいと思っています。











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 “ママ cafe” 第1回
        ~ みんなの意見で最高の塾をつくろう!~

   日時 : 4月24日(土)13:001530
   場所: 自在塾(国府駅 市川駅
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子ども
を持つママ が集まって、
ワールド カフェ とい
うオープンな雰囲気 で語り合い
自分
たちの問題意識やアイ ディア を交換し合う場、それがママ cafeです。

第1回目のテーマ は、
~みんなの意見で最高の塾をつくろう!~です。

当日は、
「塾で子ども を預かってくれたらい いな」
社会人 の話を聞きながら 『働く』観が身に付く塾が欲しい」
ママ 一緒に 学べる塾があったら最高!」 などなど
“塾”とい う場に期待する役割やサー ビス について話し合い、
素敵なアイ ディア が出たら、実現に向けて動き 出したいと 思ってい ます。

 ◆ワールド カフェ とは?
  テーブル ごとに4~6人のグループ に分かれて、
  カフェ のようなオープンな雰囲気 の中でざっくばら んにお互いの 意見を
  交換し、アイ ディア をふくら ませてゆく創造的な話し合いの 手法です。

---★ママ cafe 実施概要★--------------------
日時 : 4月24日(土)13:001530
○場所: 自在塾
     JR市川駅 より徒歩20分またはバス 京成 国府台駅 より徒歩5
     http://www.jizaijyuku.com/faq/index.html

今回のテーマ 「塾」を語るのにぴったりの教室 、くつろげるお庭もあります。
(なお、当塾への勧誘はございませんのでご安心ください

○参加費: 不要です
対象  : 小学校 3年生以上のお子さまをお持ちのママ
      パパ ももちろん大歓迎です! なお、大人 同志の語り合いと
      なりますので恐れ 入りますが、お子さまのご同伴はご遠慮ください

定員  : 15名

▼お申し込み方法
こちらのフォーム からお申し込みください
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6c2a1d1997512

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。


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seeds

-新しい教育の種を蒔こう-

わたしたちseedsはあたらしい教育のカタ チを創りだすプロジェクト チーム です。


mamacafe3@gmail.com
Team member:
不破牧子、中道真記子、辻絵梨、星加悦子
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2728日の土日、青学WSD育成プログラムで、

NPO「演劇百貨店」代表で演劇家の、柏木陽さんと「青年団」の山内健司さん二人による、

「らくがきえほん」のWSを体験してきました。


そして、来週日曜日には、私たちが赤羽台西小学校に行き、小学生に同じWSを行います。


昨日、17時に終わるところ、受講生、み~んな帰りゃしないんです、全然。笑 
来週日曜日のWS本番の準備で居残りです。

すっごい単純でシンプルな内容のWSなのに、それがいかに深く、難しいか。

自分たちが実際に体験し、まんまと夢中になり惹き込まれたからこそ、その凄味を味わってしまったという感じです。
とりあえず「稽古場」(実は結婚式場)が19時までだったので、仕方なく撤収し(笑)、
場所を渋谷のカフェに移動して、柏木さん山内さんもお付き合い下さり、相変わらずWSのことを話し合いました。


青学のこのプログラムのeラーニングのなかの柏木さんは怖い印象でしたし、

私たちの1つ前の2期生の話では「すっごい怒られた」とか聞いてましたし、

実際どんなかたかと思いましたたけど、

この土日で柏木さんが私たちのどこを見ているのかが解ったとき、私のなかでその不安とか恐れは一気に変わりました。

「柏木さんは、見逃さない人だ」と気付いたからです。


柏木さん、山内さんは「居場所」がない子をほっとかない。

「どんくさい子ほど、好きなんです」と柏木さんは満面の笑みで話してくれました。

高校を6年も通っていた男の子が柏木さんのWSに参加したときの話をしてくれました。

「嫌がられるかも」と怖くてクラスメートの名前を呼べないその子が、

最後には女子のクラスメートと携帯のメアドを交換できるまでになった話を聞いていたら、涙が出てました。


居残り後、カフェでの柏木さんの話を聞いていて、

「あぁ、ひきこもりとか自殺する子とかが、

もし、もし、少しでお早く柏木さんに会っていたら、『僕の居場所がちゃんと在る』って知ることができたんだろうなぁ」

と思いました。


劇団「青年団」の山内さんは、帰りにこうおっしゃいました。


「(居場所がない子を)置いていくファシリテーターもいます。でも、僕たちは、置いてかないんです」


と。


柏木さんご自身は、きっと人見知りです、ぜったいに。

でも、教室で目立たない、相手にされない、同じように家に帰りたくない、家に居場所がない子がいたら、柏木さんと山内さんはほっとかないんだと思います。


青学で教えているWSとは、

「どんな子どもにも居場所があるということ」。

それがいったいどういうことなのか、柏木さんと山内さんは教えてくれました。

そして私が今後やりたいWSとは、こういう場所なのだと思いました。


私のなかでの「しごとVISION」も同じです。

スタッフのなかで、勉強がつまんなかったり、成績悪かったり、友達が居なかったり、チャラザイルについていけなかったり、親と上手くいってなかったり、バイト先で怒鳴られたり、まとめてどんな学生にとっても戻ってこれる、

「居場所」であってほしいと思います。