松田選手が倒れたというニュースは衝撃的だ。

旧社と馴染みが深く、同年代なのだから尚更だ。

ユース時代、ユベントスとの一戦を決めたあの強烈な一撃は記憶に深い。
気の狂ったフランス人監督が執着するイカれた戦術を遵守しつつ、応変にプレーを昇華させもぎ取ったロシア戦の勝利は勇気すら与えてくれた。
不甲斐ない攻撃陣に怒りをあらわにし、見切りをつけ、ピッチをかけ上る。数少ない「武」のオーラを纏ったDFだ。

そのような男が、病んでいる。

そして今、わたしも病んでいる。
結果、数多に迷惑をかけてしまっている。

知らず知らずに蓄積された負の行動が、この歳になって不らず表面化してきているのだろう。

日常的に身心を鍛練しているアスリートですら危険と隣り合わせというこの現実。呑み、食らい、吸い、動かない怠惰なわたしのリスクはその幾千倍に及ぶのだろうか。

改めよう。すこしづつ。

わたしの健常をこころから願ってくれている稀有なひとたちも、少なからずいてくれているのだから。


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