コロナ感染から21日が経過した。嗅覚が戻らないことが悩みだったが、ほぼ戻りつつある。食事で飲み込んだ時の鼻に抜ける香りや、シャワー、シャンプーの香りなどが、やっと分かり始めた。


分からないのは、例えば車を運転している時に香る靴の匂いや、汗をかいた時の体臭。これは自分にとっては問題ないが、他人に迷惑をかける匂いである。これに気をつけないと社会生活に完全復帰したとは言えない。


今後も日々アロマを嗅ぎ分けるエクササイズを続けたい。アロマは7種類に増えた。



コロナ9日目。嗅覚を失い、嗅覚細胞活性化に向け1日に5種のアロマを約10秒ずつ嗅ぎ分けるリハビリを始めて約3日目。いつものように嗅ぐと、僅かに昨日より匂いの感覚が強かった。少しずつでもこうして復活、活性化してほしい。食べ物の味と香りが分からないなんて耐えられない。


ところで、こうなってから気付いたことがある。食べ物は香りがほとんどのものと、塩や砂糖がほとんどのものなどいろいろあるということを実感。例えば、シイタケはほとんどが香りで、舌で感じるのは酸味。だから、食べて感じたのは酸味だけだった。豚肉は甘みが濃い。香りもある。食べて感じたのは濃い脂の甘みだけである。水菜は軽く甘みがあり、もちろん香りはしなかった。


舌で感じる塩や砂糖、酸味、苦味に鼻に抜ける香りが合わさっておいしさは成り立っている。コロナの後遺症に悩みながら、



そんな当たり前のことを実感している。

コロナ7日目となった。嗅覚がほぼなくなり、食事という楽しみがなくなった。匂いがしないので恐怖感に似た不安感に苛まれている。一応点鼻薬なども試したが全く効果はない。食事の味はわずかな甘みしか感じない。食べても味がしないのは、かなり気分が落ち込むものだ。


インターネットを調べるとコロナウイルスによる嗅覚細胞の壊滅とあった。2週間程度で元に戻る人が統計上8割とのことだが、何かできることはないか探した。


アロマを数種類1日数回嗅ぎ分けるというエクササイズでより早く回復するとあったので、探してみたが虫よけ用のハッカ油しか家になかったので、取り急ぎそれを嗅いでみたら、多少香りがした。少し気が楽になったが、百均へ行きもっと「嗅ぎ分けられる」ように他の種類も買ってこようと思う。


一方妻の咳は治らない。唾液を飲み込むのも痛いので吐き出しながら生活をしている。これもきつい。早く治して普通の生活に戻さなければ気分が滅入る。ある意味、盆休み期間で良かったと思う。こんな日々、出勤して仕事をしていたら堪らない気持ちになりそうだ。