昨夜 夫に

「わたしの母は
 自分でやりたいひとなんだよ。

ぐちぐち文句 言いながら」

と話すと、

「もみじ(わたし)と
 そっくりだよね」

と。


わたしは 助けてもらうよ?


「愚痴愚痴いうところが
 そっくり」


そっちですか。


わたし
「それについて
 どう思っているの?」

「愛おしい。

愚痴愚痴いってる
もみじが かわいい。」


この夫が 言ってることは
おかしいと思うが、

彼にとっては

わたしの短所も
「かわいい、かわいい、かわいい」


唐突だけど、

わたしは コスプレチックな
ヘアバンドが好きだ。

ケモ耳から 宇宙人まで。

そんな変なグッズを
取り扱うお店で、

変なヘアバンドが
わたしの髪に 絡みつき

ジタバタしていた。

これが、
夫が わたしに 一目惚れ?
したエピソードらしい。


夫は、
礼儀正しく 優しく
近所からの評判がよく、

器用貧乏で
仕事も 家事も 育児も
オールマイティにできる。


わたしと離婚しても
買い手は つくと思う。


もっと ふつうの
家庭的な奥さんのほうが
よかったんじゃないの?

「もみじがいい」

そうですか。

わたしは ときどき
夫に 噛みつく(物理的に)。

カウンターで 叩かれる。
(↑躾らしい)

わたし
「あなたが死んだら、
 食べてもいい?」

「死んだ後ならね」

そっか。

法的に…。とか 
衛生的?に…。とか

そういうのは わからないけど、
許可をもらっている。



わたしが 
好きなひとを食べたい
と思ったのは高3の頃で

それを 阻止したのが、

幻覚のエリちゃん。

イマジナリーフレンドを
調べれば 調べるほど

エリちゃんは、

幻覚ではなく、
イマジナリーフレンドだという
考えが強くなる。



もみじ紅葉