もう寝なさいと妖精が、机の上で囁いた。


朝も窓からお早うと、光になって呟いた。


楽しく私を誘い出し、


語りかける。


葉のない桜の木にさえも


座っている。



何食べましょうと、お料理を


おいしくする。


雨の日傘の中に立ち、


お話しもする。



妖精の仕業。

春のように


何かが芽生える気持ちで 生きていきたい。


春のように


小川のせせらぎが聞こえるような耳で 生きていきたい。


春のように


誰かが私の名を呼ぶような期待を持って 生きていきたい。


春のように・・・


私は大事なことを春にたとえたのだが 思い出せない。


それが何だったのか


もうすでに わすれてしまった・・。