西宮市北山植物園ではよく見かけていたのですが、花がきれいに咲いている時期で観たのは今回が初めてです。

 

 

 

 

 

 

 

園内の数か所で植えられていたのですが、名札が見つかりません。園内で働いている職員の方を見つけて名前を教えていただきました。(同時にどこに名札があるかも教えていただきました。)

 

アカンサスの背丈は1m前後はあり(文献では1.5mほどまで伸びるようです)、存在感のある花です。

 

大な花穂を伸ばした姿は目につきますね。 

 

 

 

花は6月から8月に咲き、花の形が独特で紫色の萼と白い花弁のコントラストが際立ち、開花後も萼は長く残ります。

 

 

ところで学名のアカンサスとは 「とげ」 の意味があり、花のつけ根の苞に鋭いとげがあることに由来します。久しぶりに英語の辞書を取り出し調べてみると

「aculeus」(名詞)という単語は植物のトゲ、昆虫の針 とありました。

 

 

 

写真でもトゲはすぐ分かります。

 

 

 

 

 

 

花の形も面白いです

 

また濃緑色で光沢のある大きな葉も形が魅力あります。まさか、その葉の模様が古代ギリシャの建築にも使われているなんて、思いもしなかったです。

 

 

文献に

「その葉の美しさから、古代ギリシア建築の円柱などに装飾として用いられ、以降ヨーロッパ建築の柱頭装飾の基本形としてアカンサス文様は受け継がれています。」

と説明がありました。

 

植物園の一つの花が、ギリシャの古代建築の柱の飾りまで関連があるとはね~、先にこのことを知っていれば、50年ほど前(まだ20代だった!)にアテネやミケーネを一人で観光した時に、もっともっと楽しめたのではないかと、残念な思いです。

 

学     名            Acunthus mollis

科 ・ 属          キツネノマゴ科ハアザミ属(アカンサス属)

別     名          ハアザミ(葉薊)

原 産 地            ヨーロッパ南部、北アフリカ、西南アジア

撮 影 日          2024.06.03

撮影場所           兵庫県西宮市 北山植物園

 

 

参考文献

【プロ監修】アカンサス・モリスの育て方。知って役立つ秘訣も紹介 (sc-engei.co.jp)

アカンサスとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版) (shuminoengei.jp)

アカンサス・モーリス(アカンサスモリス) | オザキフラワーパーク (ozaki-flowerpark.co.jp)