《卵子提供で、女の子を出産した40代ママです。

約20年間幼児教育の仕事に携わっている経験を元に子育て中!

8歳娘との日々を綴っています。》

 

先日、夫の職場の関係で、平和記念資料館に家族で行きました。
私自身が行ったのは、小学校修学旅行以来の実に約30年ぶりでした。

 

そして、私が初めて平和記念資料館を訪れたのは、年長の頃。
当時、資料館にあった、火傷で肌が焼けただれた蝋人形の光景があまりに衝撃的で、夜に眠れなくなったのを今でもはっきりと覚えています。

 

娘を連れて行くにはまだ早いのかも…と、これまで迷っていました。

ようやく学ぶ機会がやってきたと感じ、この機会に家族で参加することにしました。

 

午前中は、2時間半の平和学習
休みの日なのに、娘、よくがんばって話を聞いてた。


その中で、以前、資料館の館長をされていた方のお話を聞く機会がありました。

館長さんは、胎内被爆者
自分が被爆者であることを、若いころは周囲に言えず、ひた隠しにして生きてきたというお話が印象的でした。

 

くらべることではないかもしれませんが、私自身も、卵子提供で出産したことは家族以外にはほとんど話していません。
やはり、マイノリティな経験というのは、「経験した人にしか分からない」という気持ちが、どこかにあるのかもしれません。

 

また、高校生の平和大使の学生さんのお話も聞くことができました。
若い頃から海外にも足を運び、平和のために行動している姿を見て、学生の頃から貴重な経験をたくさんされているなと感じました。

 

午後は、平和記念資料館の見学へ。
直視するのがつらくなるような写真や展示もありましたが、このタイミングで娘を連れて行けてよかったです。

 

こうして今、私たちが安心して子どもを育てたり、妊活や治療に取り組んだりできるのも、平和だからこそ
海外で卵子提供を受けられたことも、家族で笑顔で過ごせる毎日も、当たり前ではないのだと、改めて感じました。

 

世界では、今も戦争や紛争が続いているという現実があります。

私たちは、平和ボケしすぎてるのかも。

しかし、世界平和を願うと同時に、今の穏やかな生活が、どうかずっと続きますようにと願わずにいられませんでした。
子供たちが、大人になってもずっと、穏やかな毎日を過ごせますように。




 

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