Y's walker

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好きなものが好きです!好きなものについて書いたりします

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常々アリはすごいなあと思います。
自分の体の何倍もの餌やら木のぼっこやら葉っぱやらを運ぶからです。

生きる力が数値化できるとしたら私はアリにコールド負けすると思います。

それはともかく、私がアリにはちみつをあげた時のことです。

その時私は10歳くらいで、「あー巨大なスイカが食べたいなー」と思っておりました。
私は果物でスイカが一番好きです。なぜなら大きくて甘いから。

『その夢は叶わないけれど (当時おこづかいが足りなくてスイカが買えないのと、はらぺこあおむし的に食べられるスイカが理想だったのです) 好物が巨大になって現れたらどれだけしあわせなんだろう……』

そう思った幼い私は夢をアリに託すことにしたのです。
家からはちみつの入った瓶とスプーンを持ち出し、既に目をつけていたアリの巣に向かいました。
そしてわさわさアリのいる巣周辺にはちみつを垂らしました。
ここで私は失敗をした!と思いました。
なぜなら『はちみつはどろどろしていて、これではアリがネバネバして困るだけだ!』と考えたからです。

私がどうしようと慌てているうちにアリがはちみつに集まり始めました。
そして心配する私をよそにアリははちみつを丸くして巣にせっせと運び始めました。
おお!丸くなるのかはちみつは?と思った私はその垂らしたはちみつを触りましたが丸くなりませんでした。
みんなちがってみんないいってこれも含むかなあ。私もはちみつを丸くして持ち運べたら楽しいかもしれない。

そして数年後

アリの不思議な能力のこともすっかり忘れ、私はドラッグストアでコントレックスを探していました。
自分が美味しいと思えない水を流行りに乗って買うガールに私はなっておりました。
しかしそこで発見したものが私にアリのことを思い出させたのです。

はちみつ100%のアメ。

しかもパッケージには「独自の製法でつくりました」と書かれています。
これに想像を掻き立てられない訳はなく、アリたちがせっせとはちみつを丸くしている光景が浮かびました。

どんな工場なのでしょう。
長くなってしまった。
多分二番目はいらないです。
変態とあったってだけで、結局何が言いたいのかというと。
人助けってなんでしょう?

私は、今回のことでそれまで自分が持っていた「人助け」像がわからなくなってしまいました。

電車で席を譲る。
街で困っている人に声をかける。
それまでの私の人助けイメージ。

男性の自慰を見ることも、その人が他人に見て!とお願いしているのなら望んでいることで、
それで自分は助けられるって言うなら私が見たということも助けになってたのだろうか。

私は個室トイレから駆け出したあと、その建物から出てすぐ考えました。
なんだか自分の価値観だとかもわからなくなり、
他人の自慰を見るということにそこまで動揺しなかったのは私にもなにかの適性があるんじゃないかと思ったり、
男性が最後にお金を渡そうとしたけれど、人助けだと男性も思っていたならお金を渡すということはおかしい→はじめから「人助け」を名目として扱っていただけなのだろうか、
と思いました。

私は本当に「人助け」だと思ったのです。
私が嫌だと思えば、単なる変態だったと思うのですが私自身も初めての変態への興味が嫌悪感などに勝ってしまいました。
だから、あれは人助けだと思いたいです。
最後にお金を受け取らなかったのは、まず人助けにお金はいらないと思いますし、もらったとしてもそのお金はすごくやましい感じがして親に申し訳なかったからです。

でも、もしあの男性が「私が特に嫌がらず自分についてきた」ことに味を占め、また誰か別の女の子に声をかけて、その女の子がひどく怖がったりトラウマになってしまったのなら、
男性を助長した原因に私はなります。

あの時はここまで考えられなかったけれど、人助けする時はここまで考えなくてはいけないんだろうか。

もちろんもう変態にはついていかないです。一度体験すればいっぱいです。

変態を怖がる女の人が増えませんように。
他人の局部見るなんて無理!という方気をつけて下さい。

結局私がしたことはなんだったんだろう?
人助けであってほしいな。

人たくさん助けたいけど、
もっと変態的でない人助けのほうがありがたいな。

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個室トイレの大きさは三畳くらい。
奥の方に便器がありそこに男性がたっていて、私は入り口のすぐ側にいました。

ここから先、人によっては不快に感じると思うので注意して下さい。
私としては出来れば笑って欲しいです。

私が個室に入ると、やはりというか男性は局部を露出させました。
そこで私は悲鳴をあげるでもなく、恥ずかしくて直視出来なく、笑だしてしまいました。
「うはははは!変態だ!!」
「ちょっと!声抑えて!」
男性はなんか始めました。

「これほんとに人助けですか、変態じゃないですか」
「人助けなんだよ(一単語毎に吐息が入っている感じです)」
「いや変態ですよ」
「人助けなんだよ」

そのまま、私は目線を下げると股間を見てしまうことになるので男性の表情を見てました。
男性はどこ見ていたかちょっと思い出せません。

「彼氏いるの」
「知りません」
「彼氏とどっちが大きい?」
「変態だ!知りません」
「見てないでしょう見てよ」
「知りません」

人助けとはいえ、股間を見るのやっぱり嫌でした。

「お願いがあるんだけど」
「なんですか」
「下から見て欲しい」

変態というのは本当に変態ですね、
よく会話中にコイツほんと変態ー!と聞いたりしますが、本物がこんなに変態らしくあるのかと思い、また笑ってしまいました。

「ははははは!」
「だから大きな声で笑っちゃだめ!(一単語毎に吐息が入っている感じです)」
「嫌です」
「いやお願いだから!本当に人助けなんだよ!」
「本当に人助けになるんですか」
「本当に!助かる!」
「じゃあ私はこの場でしゃがみますけれどその場から少しでも動いたらぶん殴ってやります」

そして私はしゃがんで三秒数えて立ち上がりました。

「早いよ!」

ふと私は疑問に思いました。
こんな事していてこの人に奥さんはいるのだろうか。

「結婚しているんですか」
「してるよー。奥さんいるよー」

いい年してこんなガキに人助けといって急所だして、自慰見させていることを知ったら奥さん悲しむだろうなあと思いました。

「(変態行為のこと)こういうことは良くされているんですか」
「今は週一くらいかなあ、大学生のころは毎日してたよ」

たぶん質問の意味が間違えて捉えられてしまいました。
変態に自慰のペース聞くって…

「お願いがあるんだけど」
「なんですか」
「○○って言って欲しいんだけど」
「ははははは!絶対嫌だ!」
「だから大きな声出さないで!お願い!」
「嫌です」
「じゃあ○○はいいから△△は」
「それ本当にになりますか」
「うんうん!本当に!それで終わるから!」

平日の昼間ですよ。スーツ着たおじさんが急所さらけだしてなにかしながらこんな事頼んでいるんです。
自分で変なセリフいいながら自慰してると思うと私にはその欲のパワーがわからなくておかしくて、また笑ってしまいました。

「あははは!」
「いいから早く言ってお願い!」
「△△…」
「お願いもう一回!それで終わるから!」
「あははは!△△…」

と言ったら男性は満足したようでトイレットペーパーで拭いたりしてました。
床とかもちゃんと拭いていて、それはするんだ。と思いました。

そうしていると男性が「お金あげる」と言いました。
その時初めて好奇心を恐怖心が上回って個室トイレから駆け出して逃げました。

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新年おめでとうございます!

マラソンの記事が途中ですが、どうしてもまとめておきたいことがあったので書きます。

といっても、問題があったのは去年の三月くらいでした。
端的に言うと変態に遭遇しました。
それ以来、道徳や人助けについて自信を持てなくなったのでまとめてみます。

平日の午後二時くらい、若者向けのファッションビルに私は一人でいました。
フロアの端っこのほうにあるトイレから出たところ、30代前半くらいの男の人に「すいません」と声をかけられました。

若い人しかいないビルで、その人はスーツ姿だったので道に迷ったのかなと思いました。

「どうしましたか」
「ちょっと困っていて助けて欲しいんです」

この人怪しいなあと思い始めました。

「どうしたんですか」
「5分くらいでいいんです」
「困っていること言わなくちゃ助けられないし、怪しいですよ」
「見てもらうだけでいいんです」

この時点で、この人は変態なのだろうと思いました。
多分ここで無視して逃げたりするのが良かったのだろうかとも思います。
親はきっとそうしてほしかっただろうと思います。
でも、私は初めて変態に遭遇して、恐怖心より好奇心のほうが強く出てしまった。

「見るだけで助けられるんですか」
「本当に助かります!人助けだと思って、見てくれるだけでいいんです!」
「手品の練習のようなものですか」
「そうそう!本当に助かります!」
「3分だけならいいです」
「ありがとう!」

といってその人はフロアの中をうろうろし始めました。
平日の昼間だったので、元々人はあまりいませんでした。
その人の後ろをついて行ってる時は、
『この人絶対変態だ』
『でも本当に困っていそうだったなあ』
『弱そうだし、いざとなったら大声出して金的すれば大丈夫だろう』
など思っていました。

冷静に考えて、
いくら弱そうとはいえ成人男性に、ろくに運動していない女子大生は勝てません。

うろうろした後、男性が足を止めたのは個室トイレの前でした。
男性が先にトイレに入り、「早く入って」と言います。

「怪しいですよ。手品なら別に外でいいじゃないですか」
「いいから早く入ってよ」
「変態ぽいので入れません。怪しいです」
「人助けなんだよ!お願いだよ!」

人助けってなんですか。

「本当に私が(トイレの)中入って助けられるんですか」
「そうなの!本当に助かる!僕は助けられるんだよ!」

いつか世界の貧困やら、色々ある問題を解決するために、自分もなにかしたくて何が出来るかを考えたことがあります。
貧困を扱うビジネスがある、
貧困と言われている国は貧困という言葉や意味を知っているのだろうか、
外を知る事で辛いことが増えるだけなんじゃないだろうか、云々。

考えた結果、今の私ができる事は「私に具体的な対策を提示してきて、そうしてくれたら僕は助かる。という人には全力で答えよう!」ということでした。

大学生にもなってあれこれ考え回った先が「困っている人は助けよう」という道徳の教科書1ページめに書いてありそうなことだなと思って、
道徳の教科書はよくできているということと自分は結構あほだということがわかりました。

結局、私は個室トイレに入りました。

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大学生になってから、春休み夏休みが来る度に「休み長いよなー」と思うのです。今年の夏休みも例に漏れず、
約二カ月…勉強するのもすごくいいけど何かしたいなあと思っておりました。

何しようかと考えた時、ぼんや~り
と、今年のワールドカップを思い出しました。
いやあ楽しかったなあ。普段はスポーツ全般、スポーツニュースも全く見ないのですがそんな私でもすごくワクワクした!
日本が勝った次の日、街にいる人がみんなワールドカップの話したらニコニコしそうな雰囲気!すごく楽しかったなあ
ああいう雰囲気また体験したいなあと思ったのじゃす。

それから、『あれはなんだろな誰とでもハイタッチ出来そうな雰囲気、グルボーッという感じの雰囲気…マラソンを走ろう!となりました。


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カナダ、モントリオールのダウンタウン。泊まっていたホテルがこの近くで夜歩いていても安全でした

なんというかマラソンを走った動機はすごく説明しにくいのですが多分この二つ
1) ハイタッチしたい、ワールドカップの雰囲気味わいたい
2) 健康な自分の体を使って思いっきり動いて疲れたい


そういう訳でフルマラソン41km走ることに決めました。
決めたら早速開催地を探します。インターネットって便利です。
インターンシップのや、勉強のこともあったので今回滞在期間は三日間。
その短い期間の中で丁度良い日にやっているマラソン大会を国内外問わず検索した結果、モントリオール!

参加人数も多すぎなくモントリオールの街並みを自分のペースで走るの良さそう!と思い決めました。制限時間も5h45mと、その時はまだ「丁度よさそう」と思ったのです(とんでもなかった)

モントリオールマラソン大会のサイトに行って早速エントリー。モントリオールはフランス語と英語が公用語です。サイトもおフランス語だったのでヒョエーと思いましたがちゃんと英語表記ページがありました。

走るぞ!と思ったのがマラソン70日くらい前?たしか…
運動なんてほとんどしたことがなく、大学に入ってから武道やっていたことくらい。でも70日あるしなんとかなるじゃろ!と思いました。その日早速3km走って体が燃えるかと思いました。

あー走るのかーめんどいなーと思いながら数日経ち、友達と会った時にマラソンの話をするとすぐにその友達が「私も行くー」と言いました。ヘリウム並みの軽いノリでマラソン完走に向けての練習がはじまりまんた。


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モントリオール、花屋さんの店頭にあったガーベラの花束。すっごく色が鮮やかできれい!

練習といっても張り切っていたのは最初のほうだけです。マラソン大会は9/5だったのですが8月中はインターンシップとぐうたら発揮でほぼ走っていませんでした…
結局、10kmならまあ走れるよ…というランニング力。10kmは一時間と少しで走れていたので「もしかしたら私時間内に完走出来るんじゃないか」という気持ちでした。すごく不安症ですがそれ以上に楽観的なんですねえ。

そして出発三日前くらい、友達が捻挫してしまいました。とても大会当日には走れそうにない。
ウボゲー走るの怖いよー。と思いました。それとなんだか申し訳なくなりました。

マラソンは参加費がかかるのです。当たり前ですけれどドリンクや救援隊やら運営にはお金がかかるので、その参加費を友達はもう払い終えた後でしたしなにより滞在が三日間、マラソンが目的の旅行につきあわせるのがとても申し訳ない。

でも友達は「○○が走ってる間この美術館とこのベーグル屋とここら辺いってくるわー」と言っていたのであまり気にしないことにしました。ありがとう友達!

そんなこんなで大会の二日前に出発です。
長くなったので続きます…

アメリカ税関での思い出(アメリカ経由でカナダに行ったのです)
税関の人に「なんで三日間しかいないの」と怪しまれ、
男の人二人に荷物をチェックされ、出発日の朝急いでつめたパンツもチェックされ、
税関の人は無印良品の種なし干し梅を発見。

なんだこれという顔でじろじろ干し梅を見る男性に対し私はひたすら
「ノーシーズ!ノーシーズ!(種なし種なしとアピール)」
横から友達が「Japanese dried プラム」と言ってくれたおかげで助かりました。あー恥ずかしかった。